カテゴリ:センター行事
【特別支援教育コーディネーター研修会】よりよい支援を目指して
11月29日(金)、立山中央小学校の会議室をお借りして「第2回特別支援教育コーディネーター研修会」を実施しました。講師に社会福祉法人新川会 地域生活相談室から 北川 忠 室長代理をお招きし、保護者との関わりについてご講話いただきました。
参加者の感想を一部ご紹介します。
「保護者が『子どもを最も長く支援してきた方』『最も葛藤してきた方』であることを忘れがちであったと思う。そのような保護者に寄り添って対話するには『自分も子どもを見守っている、学校と家庭で協働していきたい』という思いが伝わるように、日頃から教育活動を知ってもらうことや子どもの姿をこまめに共有することが大切だと考えた。」
「保護者を『困っている方』と捉え、教師が『困っている子どもを一緒に支えていくパートナーになっていくことが大切だと思った。今日の研修で『受診すること=パスポートを取ること』というお話を聞いて目から鱗だった。」
「保護者に寄り添い、保護者の目線に立つことや共感することを心がけながら、学校としての立場を踏まえ『できること、できないこと』を適切に伝えていきたいと思った。大切な情報を必要なタイミングで保護者に伝えられるようになりたい。」
【放課後学習教室】第2学期末考査の週になりました
雄山中学校では、明後日から第2学期末考査が始まります。
その自主学習に取り組む場として、全学年を対象とした「放課後学習教室」を実施しました。
今回は4日間の実施を予定しています。
今日は全学年合わせて81名の生徒が参加しました。
参加者の中には、週末の「土曜学習教室」から続けて参加している3年生の顔も見られました。
集中力が切れそうになると、サポーターの方が声をかけて教えておられました。
生徒たちも素直に耳を傾けて説明を聞いていました。
今回も雄山中学校の先生方が参加してくださいました。ありがとうございます。
また、いつも会場のランチルームに机を運んでくれる1年生のみなさんには感謝です。
100名近くの席を用意するので、とても助かります。
寒い季節、風邪をひかないよう、健康に気を配りながらのテスト勉強ですね。
応援しています。がんばれ!
【土曜学習教室・放課後学習教室】お知らせも含めて
雄山中学校3年生を対象とした「土曜学習教室」の2回目をみらいぶにて開催しました。
今回も100名近くの参加者となり、開始前から教科書や問題集を開いて、学習する生徒の姿もありました。
今回は、7名の学習サポーターに加え、雄山中学校・小林教頭先生も巡回してくださり、生徒の自主学習を十分に支援できる環境となりました。ありがとうございます。
来週の25日(月)、26日(火)、27日(水)、28日(木)には、雄山中学校・ランチルームにて、全学年を対象とした「放課後学習教室」を実施します。
学校の日課の関係で、年度はじめに掲載した予定を変更しましたので、以下に実施時間を掲載します。
11月25日(月) 15:40~17:10
11月26日(火) 15:40~17:10
11月27日(水) 14:20~15:50
11月28日(木) 14:20~15:50
進路懇談会を待つ3年生も参加することができますが、上記の時間以外は、学校で指示された控室を使ってください。よろしくお願いします。
【土曜学習教室】開講式後
11月16日(土)、雄山中学校の第3学年生徒を対象とする「土曜学習教室」が始まりました。
昨年度に引き続き、今年度も100名を超える参加希望者があり、会場の立山町元気交流ステーションには、学習道具を携えて、たくさんの生徒が集まりました。
入口で受付を済ませ、早く到着した生徒たちが、会場設営を手伝ってくれました。
着席するとすぐに教材を開き、自主学習を始める生徒も姿も・・・。
開講式では立山町教育委員会・杉田孝志教育長から、激励の言葉をいただきました。
他にも雄山中学校・杉本和博校長先生や立山町教育課の方々も激励に駆けつけてくださいました。
今回は自主学習が中心の回となり、学習サポーターに質問しながら進める様子がみられました。次回からは、学習サポーターの人数も増え、年末からは希望制の特別講座を予定しています。
まずは踏み出すこと。一人一人が集中して取り組んだ90分間は、まさに「沈黙に耐えて集中する時間」「自己解決し、定着を図る時間」「時間感覚をもって学習を計画・実践する時間」の始まりとなりました。
週末休みの土曜日、午前中の前半に90分間の学習を終えているということは、達成感が得られるだけでなく、その後、自宅にて取り組む学習に向けての励みにもなります。
【放課後学習教室】目的に応じた学習の工夫
第2学期中間考査に向けて学習する雄山中の生徒を支援する「放課後学習教室」を実施しました。
全学年合わせて100名の参加となりました。
「沈黙に耐えて集中できる力」はテスト本番はもちろんのこと、テスト勉強及び日常の家庭学習でも発揮される力であり、学力のひとつともいえます。
根拠となる教科書の本文に線を引き、それに照らして問題集に取り組む生徒、分からない問題の解答・解説を見ながら解いてみることで、「答えそのもの」だけでなく「解き方」を習得しようとしている生徒、すでに完成させたテスト範囲の問題週を開き、キーワードや説明部分、漢字や英文を書き出して反復練習する生徒、教科書の内容を自主学習ノートにまとめ直す生徒。
ねらいに応じて学習方法を工夫する生徒の様子が多々みられ、学ぶ力の向上を感じました。
学習サポーターに質問し、疑問を簡潔するのも「放課後学習教室」におけるよさですが、このような時間と場所を設定すること自体にも効果がありそうです。
【立山区域小中学校科学作品コンクール】第2次及び最終審査会
9月11日(水)、立山町役場大会議室において、立山区域小中学校科学作品コンクールの第2次及び最終審査会を行いました。
立山町・舟橋村の小中学校から、児童生徒が夏休みを中心に取り組んだ力作が推薦され、「自然科学の部」21点、「社会科学の部」11点、計32点の応募となりました。
立山町教育センター所長である杉田孝志教育長から開会のごあいさつをいただき、続いて石原隆審査委員長から審査のポイントについてご説明いただきました。
第2次審査では、立山区域小中学校から選出された教員10名が審査員を務め、展示作品一つ一つに目を通し、子供たちの疑問や解決のための手立て、調査や実験・観察を踏まえた考察等、課題解決や思考の流れを追いながら、意見交換に時間をかけました。
その後、優良作品の中から優秀作品を絞り込みました。
審査員それぞれの視点からの評価、展示内容の背後に感じる子供たちの動き等も考慮しながら最終審査を進める中、こちらも子供たちから多くを学ぶ機会となりました。
約3時間にわたる審査を経て、優秀賞・優良賞を選出した後、作品ごとのよさと選出状況を振り返り、審査会を閉じました。
優秀賞受賞を対象とした表彰式を9月27日(金)16:00より、立山町役場大会議室で予定しております。
ご協力くださった方々に深く感謝申し上げます。
【第3回2、3年次教員基礎研修会】子供との関わりを考える
8月9日(金)、立山中央小学校にて、第3回2、3年次教員基礎研修会を実施しました。
「学級経営」をテーマとした第1回(4月)、「保護者対応」をテーマとした第2回(5月)に続き、最終回となる今回は「子供との関わり」をテーマに、関係づくりのプロフェッショナルからお話をお聞きしました。
講師には、日頃から立山町の小学校がお世話になっているスクールソーシャルワーカーの 野尻 満 先生 をお招きしました。
たくさんの具体事例を踏まえ、「大人から声をかけること」「子供の声に耳を傾けること」の大切さを教えていただきました。
頭ではわかっているつもりでも、野尻先生の「子どもを本気で心配するのが教師だから」「子どもは大人に話を聞いてほしがっている」という言葉を聞き、参加者は改めて子供たちとの関わりを振り返り、向き合うこと、受け止めることについて考える機会となったようです。
参加者の振り返りコメントの一部を紹介します。
・これまでよりも積極的に子供の様子を見取っていこうと感じた。子供から話しかけてくれた時が関係を深められるチャンスだと知ることができたので、今後、このようなきっかけを逃さないようにしていこうと思った。教師からの言葉かけや表情、言葉遣いのひとつひとつを見直していきたい。
・子供の様子や気持ちは多種多様なのだと実感した。今後、10年後、20年後に子供からどんな接し方をされるかと思うと少し怖くなった。カジュアルな日常会話の中に大切なものがたくさん詰まっていると思った。
・普段の何気ない学校生活の中で子供の話を聞き、姿を認め、褒めていきたい。そして、子供のことを本気で心配し、ちょっとした変化に気づくことのできる教師になりたい。そのため、健康観察や給食の時間、休み時間等、子供たちの顔をみて丁寧に声をかけていこうと思う。
・お話を聞いて「形だけの指導」という言葉が印象に残った。「先生だから指導しないと」という思いから指導していたことに気付いた。自分にとって話を聞いてもらえることがどれだけ有難いものだったかを思い出し、子供も同じなんだと改めて感じた。
この研修会では、学級担任になって2年目、3年目の先生方に実情を考慮してテーマを設定しました。
若手の先生方が日々の悩みや成果を共有しながら、学校を越えた横のつながりを築き、身近な先輩にあたる講師の先生方から適切な助言をいただく場になっていれば幸いです。
1学期間に全3回の研修会を実施したことで、2学期、3学期と見通しをもって実践されることを期待しています。
教師の成長がそのまま子供たちの成長につながるものと信じて、今後もそれぞれのキャリアステージを対象とした研修の企画・運営を図っていきたいと思います。
【教師力向上研修会】「学力向上」をテーマに教育講演会を実施
8/7(水)、立山中央小学校を会場に教育講演会を実施しました。
昨年度に続き、対面とオンラインを併用した形での開催です。
立山町と舟橋村の教職員80名ほどが参加しました。
講師には、富山国際大学から、三原 茂 教授 をお招きしました。
「1 学力向上の『学力』とは」「2 個別最適な学習と協働的な学びの一体化ってどういうこと?」「3 授業改善は必要か」「4 これからの授業に」といった4つの項立てでご講話いただきました。
参加者の振り返りコメントとして多様な意見が寄せられており、三原先生のお話を踏まえ「自分自身の授業改善」について考えられたものが多くありました。
それぞれ「自分事」として振り返ったことが今後の授業に生き、立山町の子供たちの学びにつながっていくものと考えます。
ご多忙の中、ご来町くださった三原先生に、深く感謝申し上げます。
【若手教員道徳授業研修会】教材分析から始めよう
7月30日(月)、雄山中学校にて、立山区域小中学校2~5年次教員を対象とした「若手教員道徳授業研修会」を実施しました。
3か月後に予定している雄山中・大坪亮太教諭の授業研究で扱う教材「元さんと二通の手紙」の分析を行いました。
授業研究の指導案を考えるのではなく、参加者一人一人が当事者となって、「自分だったら自分の学級でどんな授業をするだろう」と考えながらのディスカッションです。
ほとんどの先生方はそのつもりで、「自分だったら」視点でのアイディアをもちながら参加しておられました。
グループ活動を中心に進め、まずは学習指導要領の該当部分を交替で音読し、その内容や重視すべき考え方について語り合いました。
本研修のメインとなる教材文の分析では、模範音読・グループ内での音読後、「教材文の構造」「教材文のもつよさ」「中心的に扱えばよいと考える言葉や場面」について話合い、全体で意見共有を図りました。
講師にお招きした釜ヶ渕小・松田伸浩校長先生からは、今回の教材分析に限らず、日々の道徳指導に関する具体的なご講話をいただき、貴重な資料も多々ご提供いただきました。心より感謝申し上げます。
意見交換を経て、松田校長先生からの指導講話をお聞きしたことで、参加者からは「日頃の自身と今後」を意識した振り返りコメントが多く寄せられましたので、その一部を掲載します。
「ねらいたい価値がブレてはいけないが、その考えに至る背景は子供それぞれで違うので、子供の実態を捉えてじっくり準備し、授業では丁寧に聞いていこうと思う。また、教材の核となる人物の心情の変化のみに注目するのではなく、教材文の構造を意識して読むことで、どのような考えが引き出せるかも工夫したい。」
「授業者同士で教材研究や互見授業をしたいと思った。教師や生徒が違えば授業は違ったものになると感じた。そのなかで、授業者がそのようなことを考えさせたいかを明確にしておきたいと思った。しかし、それが生徒への押し付けにならないように「教師も生徒とともに学ぶ」姿勢を大切に授業を行っていきたい。」
「教材を通して生徒たちに考えさせたい価値観について深く分析することが大切だと思った。生徒の目線に立って教材を分析することで、今、生徒がもっている価値観と育てたい価値観との差を捉えることができ、どのような発問をすればよいかを考えることができる。自分自身が価値観に対して深く考え、多様な視点から捉えることが必要だと感じた。」
意見交換を通して得た気付きをそれぞれが自分の言葉で綴っておられ、すべてのコメントに目を通しながら「道徳の授業での子供たちもこうあればよい」と思いました。
2、3年次教員研修会でも顔を合わせ、意見交換する機会を重ねてきた先生方が多く、意欲的な学び合いとなっていました。おそらく授業研究までにそれぞれが実践を積まれ、大坪教諭の授業公開時には、さらに活発な協議がなされることでしょう。楽しみです。
【放課後学習教室】自分で決めて進める「自主学習」
第1学期末考査に向けて学習する雄山中の生徒を支援する「放課後学習教室」が、昨日、終了しました。
今回は特に1年生の参加が多く、1時間~1時間半を集中して過ごす姿がみられました。
参加者の希望に応えられるよう、100以上の席を用意する日もありました。
その準備には、1年生の生徒たちが快く協力してくれたので、町センターは大助かりでした。
学習支援サポーターやお手伝いに来られた先生方への質問もありましたが、基本的には、範囲表を眺めて「今すべきこと」を選択して黙々と取り組む様子ばかりでした。
「沈黙に耐えて集中できる力」はテスト本番はもちろんのこと、テスト勉強及び日常の家庭学習でも発揮される力であり、学力のひとつともいえます。
中学校に入って初めての定期考査ということで「がんばろう!」という意欲が高いことと併せて、小学校で培ってきた自主学習の習慣や、自分に必要な学びを選択する実践力も生きているのかもしれません。
期末テストは明日までです。頑張れ、雄中生!!
【放課後学習教室】令和6年度スタート
雄山中学校の生徒を対象とした「放課後学習教室」が、同校のランチルームで始まりました。
今回は6月24日(月)に始まる第1学期末考査に向けてのものです。
受付するとすぐに席に着き、自主学習に取り組む生徒ばかりで、集中できる「時」と「場」になりました。
学習支援サポーターの他に、雄山中の先生方もご協力くださり、「できない」を「できる」に変える機会にもなりました。
本日は、全学年で67名の生徒が参加しました。
分からないところはすぐに質問して解決したい、周りに集中している友達がいるとやる気が出る、学校で自主学習に取り組み、帰宅後の家庭学習につなげたい・・・。そんな生徒のみなさんの学びを応援したいと思います。
今回の放課後学習教室は6月24日(月)まで実施する予定です。
【ミドルリーダー研修会】自分が理想とするのは?
6月8日(金)、立山中央小学校にて、各小中学校から推薦された教員を対象とする「ミドルリーダー研修会」を実施しました。
講師は、今回も先生方にとてって身近な区域の校長先生を・・・ということで、舟橋村立舟橋中学校・内生蔵保人校長先生がお引き受けくださいました。
「自分が理想とするミドルリーダーとは、どのような人なのだろう」を課題に、先生方それぞれが自身のイメージを具体化し、キーワードをもとに検索し、意見交換をもとに得た気付きを伝えるといった「授業のような研修」でした。
グループワーク後の発表では、「自分は~思っていたのだけど、他の先生の話を聞いて~」「この班では、考えが本当に一致していて~」といったフレーズが多く、和やかな中にも学び合う思いが強く感じられる研修会となりました。
決まった答えが準備されているのではなく、それぞれが自分の中に「今の自分にとっての答え」を探せるように、ユーモアを交えながら進めてくださった内生蔵校長先生。
時折、教師として大切にしておられる思いもちらりと語られ、参加された先生方も、こころ動かされる瞬間があったように見受けられました。
参加者が本研修の振り返りとして残した「ミドルリーダーの役割で大切だと学んだこと」「ミドルリーダーとして、今後、自分が実践すること」に関する記述内容はそれぞれで、個々に思い描いた「ミドルリーダー像」を踏まえて、立ち上げた姿なのだろうと思いました。
お忙しい中、このような研修会をコーディネートしてくださった内生蔵校長先生には、深く感謝申し上げます。
【第2回2、3年次教員基礎研修会】信頼関係づくりを目指した保護者対応
5月31日(金)、立山中央小学校にて、第2回2,3年次教員基礎研修会を実施しました。
4月11日(木)に実施した第1回のテーマ「学級経営について」に続き、今回は「信頼関係づくりを目指した保護者対応」についての学び合いとなりました。
前回に続き、立山区域内の校長先生である立山町立利田小学校・岩峅咲由里校長先生に講師をお迎えしました。
まずは自己紹介を兼ねて、これまでの体験などをもとに交流開始です。
互いの対応に耳を傾け、労います。
保護者との信頼関係を築くことがいかに大切かを知り、その関係性を支える面接の基礎・基本を学びました。
そして、役割を決めて実践してみます。
60分間という限られた時間ではありましたが、若手教員それぞれが悩みや自身の課題を共有し、関係づくりに必要なポイントを意識して実践してみるというコミュニケーション型の研修でした。
参加者である2、3年次の先生方にとって、明日からすぐに実践に生かせる学びを得ただけでなく、身近な立場の仲間と思いを共有する機会になったのではないでしょうか。
参加者の振り返りコメントには、「相手の思いに耳を傾けること」「遮らずに最後まで話を聞くこと」「まずは思いを受け止め、感情を理解すること」といった「傾聴」を、関係づくりのスタートとして捉えた記述が多くみられました。
また、何か起こってからの関係づくりではなく、日頃からの児童生徒とのつながりが基盤となるといった気付きもみられました。
本研修会をコーディネートしてくださった岩峅校長先生に、深く感謝申し上げます。
【ヤングリーダー研修会】チームの一員として「できること」から始めよう
5月8日(水)、7~9年次教員を対象とした「ヤングリーダー研修会」を開催しました。
立山区域小中学校から13名の教員が参加しました。
忙しい合間を縫っての60分間でしたが、「今年1年間の自分」について考える機会となりました。
講師は立山町立立山小学校・林三千代校長先生が務められ、若手教員が憧れる「ヤングリーダー」としての役割について考えるヒントをご講話くださいました。
「キャリアのVSOP」として、20代は「V→バイタリティ(挑戦する意欲)」、30代は「S→スペシャリティ(得意なところの追求)」、40代は「O→オリジナリティ(自分らしさの追求)」、50代は「P→パーパーソナリティ(人間性による信頼の獲得)」といったお話をされ、教師としてステップアップすること、今の自分をみつめて、今後のなりたい自分の姿をイメージすることを促されました。
グループディスカッションでは、同年次の仲間同士、現在の困りごとも含めた話合いが行われていました。
最後には、それぞれが「チームの一員として、今の自分にできること」を具体化し、互いに伝え合うことで研修を締めくくりました。
林校長先生からは「7~9年次は、察して自分から動いてくれる先生たち。そんな主体的な動きが、学校全体に明るさと活気をもたらしてくれる。」と伝えられた上で、「学校から期待されている」という言葉がくり返されました。
立山町教育センターでは、「同年次といった『ヨコのつながり』を意識した研修」「言葉と思いを交わす中で『自分事』としての答えをみつけていく研修」「区域内の様子を熟知された舟橋村・立山町の校長先生方が講師としてコーデネートされる研修」を今年度も企画・運営していきます。
短時間の研修ではありますが、明日からの取り組みのちょっとした手がかりをもち帰ってもらえれば幸いです。
【特別支援教育コーディネーター研修会】どんな役割?何をする?
4月26日(金)、雄山中学校の会議室をお借りして「第1回特別支援教育コーディネーター研修会」を実施しました。講師に立山町特別支援教育コーディネーター・松井美之先生をお迎えし、立山町と舟橋村の小中学校でその任を担う先生方が集まりました。
講師の松井美之先生からは「特別支援教育コーディネーターの役割」と題してご講話をいただきました。
「すでに経験豊富なコーディネーターさんもいらっしゃるのですが、、、」との前置きをされた上で、「学校内の関係者や関係機関との連絡調整」「各学級担任への支援」「巡回指導員や専門家チームとの連携」「学校内の児童等の実態把握と情報収集の推進」といった働きかけについて分かりやすくお話しされました。
講話後のグループワークでは、それぞれが日頃から「心がけていること」「悩んでいること」を語り合い、情報共有と意見交換を図りました。
事後の振り返りには、「その子供」に視点を絞った児童生徒理解とそれに基づく支援の実現、そのための校内支援体制の確立に関するコメントが多くみられました。
コーディネーターさんを軸に、チーム支援ができるよう、町センターでもできることをお手伝いしたいと思います。
【第1回2、3年次教員基礎研修会】学級経営について考える
本センターが主催する令和6年度立山区域教員研修会が始まりました。
4月11日(木)に行った2、3年次教員研修会は、前年度のセンター運営委員会にて、校長先生方からの「教員年数の浅い先生方に、悩みを共有したり解決の手掛かりを聞いたりする機会を」という要望を受け、今年度、新たに3回設定したものです。
第1回にあたる今回は、小学校と中学校の実態に配慮し、「学級経営」をテーマに講師及び会場を分けて実施しました。
対象教員10名が集まった立山中央小学校では、尾﨑 斉 校長先生に講師をお務めいただきました。
「学級経営の基礎」や「子供のための学級経営」について、受講者のキャリアステージに応じた項立てで分かりやすくご講話くださいました。
「実践事例紹介」では、自身が受け持つ学級での取組や先輩教員の取組について、フリートークで情報共有を図りました。共感する部分が多々あるのか、笑顔で会話が弾みます。
対象教員6名が集まった雄山中学校では、杉本 和博 校長先生に講師をお務めいただきました。
まずは、ご自身の学級担任・副担任経験を中心に、エピソードを交えて悩まれたり心掛けたりされたことをお話されました。
研修後半には、立山町教育委員会・杉田教育長が立ち寄られ、やはり学級担任時代のお話をしてくださいました。
意見交換の場面では、教員3年目を迎え、今、学級担任として大切にしていること、苦労していること等について、それぞれが語りました。
年度初めの忙しい時期ではありますが、スタートにあたる4月前半に実施するからこそ意味のある「学級経営」に関する研修会でした。
何よりも、立山町の子供たちの育ちにつながる研修となれば幸いです。
【次年度に向けて】センター運営委員会
立山町教育センターでは、立山町教育委員会、舟橋村教育委員会、立山区域小中学校長にご参加いただき、センター運営委員会を4月と2月に開催しております。
去る2月27日(火)雄山中学校にて、第2回センター運営委員会を行いました。
立山町教育センター所長である立山町教育委員会・杉田教育長からのご挨拶の後、舟橋村教育委員会・土田教育長より、激励の言葉をいただきました。
協議では、センター事務局から、令和5年度事業についての報告と、令和6年度事業計画についての提案をさせていただき、ご質問やご意見をいただきました。
特に若手教員の研修に関するご意見がありましたので、計画の見直しを図り、4月12日(金)に予定している第1回センター運営委員会にて、改めてご提案させていただきます。
若い年次の先生方が、日頃の悩みを持ち寄りながら、経験豊富な講師からの指導助言をもとに、見通しをもって具体的な動きをイメージできるような研修にしたいと考えております。
子供たちの育成に関わる活動はもちろん、教職員集団においても、まだ柔らかい若芽に日を当て水を注ぎ、すくすと若木へと成長していけるような研修を事業計画に位置付けていきたいです。
【土曜学習教室】特別講座が始まりました
1月20日(土)、雄山中3年生を対象とした土曜学習教室の3回目を実施しました。
81名の参加があり、全員対象の自主学習と併行して、希望者対象の特別講座を行いました。
【学習支援サポーターさんとの自主学習の様子】
【特別講座・国語の様子】
【特別講座・数学の様子】
【特別講座・英語の様子】
特別講座では、雄山中学校教員OBの方々がご協力くださっています。
土曜学習教室の時間も2時間半から3時間半と長くなり、集中力の持続が難しいところではありますが、学習体力も学力のうち。提供された時と場をフル活用してほしいと思います。
【土曜学習教室】第5回(1月20日)のお知らせです
感染拡大防止や大雪警報のため、休止が続いた「土曜学習教室」ですが、1月20日から再開する予定です。
前回から予定していた「特別講座」がスタートします。教科ごとのクラスや時間、持ち物をを確認されたい場合は以下の部分をクリックしてください。
実施形態が変わることに伴い、以下の点に留意してください。
(以前「すぐーる」で3年保護者に配信した内容です。)
① 受付け後、自主学習者は大会議室、特別講座受講者はそれぞれの会場に直接入ってください。特別講座B、Cグループは、まず、大会議室での自主学習となります。
② 9:00ちょうどに、自主学習と特別講座Aグループの活動を始めるので、余裕をもって来場してください。
③ 特別講座受講者は、事前にプリントで指示された準備物を必ず持参してください。
④ 風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルス等、感染症の流行が心配な時期です。
体調不良はもちろんのこと、感染への不安がある場合は、無理をしないでください。また、マスク着用等、各自での感染対策を心がけてください。
⑤ 事前に欠席の申告をしておらず、当日、急に欠席する場合は、必ず、保護者の方から、立山町教育委員会教育課(076-462-9981)に連絡をしてください。安全管理上、連絡のない欠席については、こちらから緊急連絡先の電話させていただきます。
つきましては、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。
【センター職員による授業参観】若手教員の授業におじゃましています
立山町と舟橋村それぞれの小中学校が、自校の研究実践のまとめに入っておられることと思います。立山町教育センターが主催する研修会もほぼ昨年のうちに終了しており、授業力向上研修会として、センター職員が若手教員の授業を参観させていただく研修についても、あとわずかとなりました。
年度初めから継続して、立山区域小中学校の2~5年次教員の道徳の授業におじゃましました。特別な授業公開というわけでなく、日頃の授業を参観させていただき、悩みをお聞きしたり、少しばかりアドバイスをさせていただいたりする機会としています。
17名に及ぶ若手教員の授業を参観するなかで、階段を一段一段のぼるように心を耕していく子供たちの姿を見ることができました。教科だけでなく道徳の授業も、教師と児童生徒が共に学ぶ大切な時間であると実感します。
年が明け、令和5年度のセンター事業もいよいよ次年度を念頭においたしめくくりに入りますが、あとわずか訪問させていただく機会がありますので、どうぞ、よろしくお願いします。
【土曜学習教室】休止のお知らせ
12月23日に第4回土曜学習教室を予定しておりましたが、立山町はじめ富山県内に大雪警報が発令されている状況を受け、休止することとしました。
本日、その旨をお伝えする案内を雄山中学校を通して配付しました。また、「すぐーる」で同様のお知らせが配信されるかと思います。
次回の第5回土曜学習教室は1月20日です。第4回で予定していた内容で実施します。
【センター職員による学校訪問】高野小学校におじゃましました
11月30日(木)に高野小学校を訪問しました。
高野力郎校長先生にご案内いただき、すべての授業を参観させていただきました。
そこで感じたことは、ここちよい「静けさ」です。
一人一人が集中して目の前の課題に取り組んでいる、そんな落ち着いた雰囲気です。
授業だけでなく、ファイルにつづられたプリントなどからも、そんな日頃の様子がうかがえました。
子供たちも先生方も、一日一日、さらには一時間一時間の積み重ねを大事にしておられるのが伝わってきます。
校舎のあちらこちらに全校児童の言葉が、自筆の文字で掲示されています。
自分のがんばりや友達のよさが紙面いっぱいの文字で伝えられています。
教室だけでなく、校舎のいたるところで、子供たちは「自分」を感じることができます。
授業での学びも整然と掲示され、これまでの足あとがしっかりと残されています。
高野校長先生に、子供たちのよさについてお尋ねしたところ、「子供たちのよさは一人一人ちがって、ひとまとめに答えることはできないけれど」と前置きされたうえで、「自分自身の課題をもって、一人一人がそれに立ち向かおうとしている。本当にみんなががんばっている。」と話してくださいました。
子供に対しても先生方に対しても、それぞれのよさを捉え、伸ばしていきたいという姿勢、願いをお伺いする機会となりました。
【センター職員による学校訪問】舟橋小学校におじゃましました
11月27日(月)に舟橋小学校を訪問しました。
【2年生・音楽】歌詞を見ながら、リズムよく歌います。元気な掛け声とジェスチャーを交えた歌声から、教室の雰囲気が伝わってきます。
【4年生・社会】「十二貫野用水のひみつをさぐろう」というテーマのもと、用水の傾きの秘密について考えをめぐらせる子供たち。教室の模型でイメージを抱いたあとは、校舎から出て、実際に水を流して実験です。
【5年生・家庭科】我が家のお味噌汁を紹介しながら、栄養バランスを考えます。子供たちと一緒に「うんうん、うちでもあるある!」と思いながら、参観していました。ほのぼのした温かい雰囲気の5年生でした。
参観後は、松越正純校長先生からのお話を伺いました。
授業にせよ、子供たちの活躍する場にせよ、特別なことではなく、日々の歩みを大切にしておられるとのこと。
そして、そんな子供たちの様子を保護者だけでなく地域の方にも知ってもらえるようにとホームページの掲載内容も工夫しておられます。
今年度は、コロナ前に実施していた全校児童による集会を復活させ、子供たちが工夫して企画し、実践する機会にしておられるそうです。そんな「ハッピースマイル集会」では、子供たちの笑顔の花がたくさんたくさん咲いていることでしょう。
ふるさと「ふなはし」に根差し、がんばっている子供たち。いずれは生まれ育った地域で活躍する大人になってほしい。松越校長先生が語られた言葉に、子供たちや先生方、舟橋村への愛情や願いが感じられる訪問となりました。
【土曜学習教室】学習サポーター支援が本格化
11月25日(土)、雄山中学校の第3学年生徒を対象とする「土曜学習教室」の2回目を開催しました。
前回は、自主学習が中心でしたが、今回は、7名の学習サポーターの支援により、子供たちは質問することで疑問点を解決することができました。これからも、今回同様、多数の学習サポーターが参加してくださる予定ですので、質問したい教科を準備してきてくれれば、と考えています。
今回も100名近い参加となりました。明るく広い会場で、子供たちは学習するための「時と場」をフル活用し、一人一人が集中して取り組んでいました。
終了時には、12月9日(土)の第4回から、自主学習と併せて、希望制の特別講座が始まり、その希望アンケートを12月になったら行うこと、学習できる時間が1時間半から2時間半に延長できることについて、センター職員から説明しました。
詳細については、12月に学校の担任の先生からお伝えいただく予定です。
地域の方々や教員OB、大学生有志のお力を借り、進路決定に向けて切磋琢磨する雄山中・3年生をサポートしていきたいと思います。
【放課後学習教室】第2学期末考査に向けて
雄山中学校の生徒を対象とする「放課後学習教室」を同校ランチルームで実施しました。少し前に中間考査に向けての学習教室を開催したと思っていたのに、もう期末考査です。
すでに何度も参加している生徒が多く、慣れた様子です。
明日も14:00~15:30の90分間実施します。
【土曜学習教室】開講式後、学習スタート!
11月11日(土)、雄山中学校の第3学年生徒を対象とする「土曜学習教室」が始まりました。
今年度は100名を超える参加希望があり、会場の立山町元気交流ステーションには、学習道具を携えて、たくさんの生徒が集まりました。
入口で受付を済ませ、学習会場に入る生徒たち。センター職員と大学生の学習サポーターさんが笑顔でお出迎えです。早く到着した生徒たちが、会場設営を手伝ってくれました。
開講式では、立山町教育課の方からご挨拶をいただいた後、学習サポーターさんの自己紹介を行いました。
「受験」を意識した自主学習に関するアドバイスを真剣に聞く生徒たち。沈黙に耐えて「一定時間集中する力」、分からないところは解答・解説を活用して学び、改めて解き直す「自己解決し、定着を図る力」、受験同様に45~50分を一コマとして考え、「時間感覚をもって学習を計画・実践する力」が、効果的な自主学習につながります。
開講式に際し、雄山中学校から杉本校長先生と学年主任の川村先生が激励に駆けつけてくださいました。
今回は自主学習が中心の回となり、学習サポーターや中学校の先生に質問しながら進める様子がみられました。次回からは、学習サポーターさんの人数も増え、年末からは、希望制の特別講座を予定しています。
まずは、踏み出すこと。一人一人が集中して取り組んだ90分間は、まさに「沈黙に耐えて集中する時間」「自己解決し、定着を図る時間」「時間感覚をもって学習を計画・実践する時間」の始まりとなりました。
週末休みの土曜日、午前中の前半に90分間の学習を終えているということは、達成感が得られるだけでなく、その後、自宅にて取り組む学習に向けての励みにもなります。
来週、11月20日(月)、21日(火)には、雄山中学校全学年希望者を対象とした「放課後学習教室」を雄山中学校のランチルームで実施します。これは、第2学期末考査に向けての学習支援です。
「土曜学習教室」「放課後学習教室」ともに、日時等の実施要項は、本ホームページ「お知らせ」をクリックしていただければ、確認することができます。
よろしかったら、ご活用ください。
【立山町「読み解く力」向上推進委員会】各学校の実践内容を共有しました
10月13日(金)に、立山町役場・大会議室にて、立山町「読み解く力」向上推進委員会を開催しました。
本委員会は、立山町教育委員会、立山町教育センター、小中学校の担当教頭先生、教務主任の先生方で構成され、「読み解く力」向上の視点から、子供たちの学力向上を目指す実践の中心となる組織です。
今回は、本年度に入って3回目の開催となり、小中学校における実践の進捗状況についての情報を共有し、成果や課題について話し合いました。
【全体会】各学校から実践内容の骨子について報告があり、質問内容をもとに情報交換を図りました。推進委員だけでなく、後日、立山町内の教職員にも周知できるようにしたいと考えています。
【グループディスカッション】短い時間でしたが、現時点での課題を中心に、子供自身に「読み解く力」習熟度を認識させる手立てや教職員研修の進め方等、授業力向上と学力向上の両面から、意見交換を行いました。
これまで積み重ねてきたことを土台に、まずは、実践していくことで、成果と課題が見えてきます。
見えてきたら、また、成果はモチベーションのもと、課題は改善材料となります。
その繰り返しの中で、子供たちが「できる」ようになったことを自信に、学ぶ力を高めていくことを私たちは願っています。
このように、教員の授業力向上と子供の学力向上を往還する「両輪」だと考え、進めていきたいと思います。
【センター職員による学校訪問】立山中央小学校におじゃましました
10月11日(水)に立山中央小学校を訪問しました。
本センター近くにある大規模校・立山中央小学校で開催する研修は多く、いつもお世話になっています。
10/18(水)には、第2回立山町「読み解く力」向上研究会の開催校として、5年国語の授業が公開されます。11/1(水)には、若手教員研修として、6年道徳が公開されます。
課題意識をもって、子供たち全員が活躍する授業を目指しておられる立山中央小学校の授業や子供たちの様子を参観させていただきました。ほんの一部ではありますが、ご紹介します。
【チャレンジタイム】朝の授業前、清掃活動を終えた4年生の子供たちが楽しそうに縄跳びをしています。「体力づくりだよ!」と元気な声で教えてくれました。
【3年生・国語】電子黒板を見ながら、新しく覚える漢字の読みや部首の確認です。先生と一緒に書き順どおりに、手でなぞります。
【6年生・運動会の振り返り】7日(土)に行われた運動会を具体的に振り返りながら、最高学年としての成長を話し合います。
【2年生・国語】朗読劇のグループ発表です。先生がタブレットで撮影です。なりきって一人で読むところ、2人で声をそろえて読むところ、工夫しながらの朗読でした。
【廊下掲示に見えるメッセージ】校舎内の至るろころに先生たちからのメッセージが掲示されています。知っておいたらよい情報やアドバイス等をとおして、先生たちの願いが伝わってきます。
「投げかければ、必ず返ってくる一生懸命な子供たち。知らないことが多いからこそ、教えることが大事。今は大人が促して、経験を積ませるようにしている。」尾﨑 斉 校長先生がそのように話してくださいました。
一人一人が興味をもって楽しめる場所のひとつとして、職員室近くに設けられたパズル等、知育玩具のコーナーを見せていただきました。使い終わった後もきちんと整理され、子供たちが大切に扱っていることが分かります。細かなピースやサイコロがたくさんあるのに、未だに紛失していないとのこと。
先生の思いを汲んで他者との共有物を大切にしようとするマナーや思いやりが見て取れ、言葉で促さずとも、自然と学びを得ている素直さを感じました。
【放課後学習教室】第2学期中間考査に向けて
雄山中学校の生徒を対象とする「放課後学習教室」を同校ランチルームで実施しました。
今回は、今週の木曜・金曜に行われる中間考査に向けての学習となります。
合唱練習後の60分という限られた時間ではありましたが、参加した生徒のほとんどは、テスト範囲のワークやプリントを中心に、集中した様子で取り組んでいました。さらに、町センターで準備した学習プリントで復習する生徒の姿もありました。
明日は15:00~16:30の90分間実施します。
第1学期末考査の際、本HPに掲載した「放課後学習教室」の有効活用について、再度、ご紹介します。
ぜひ、実りある時間として活用してください。
~6月16日HP記事再掲~
参加した生徒のみなさんのうち、どのくらいの人がこのホームページを見ているかはわかりませんが、次のポイントを参考にして、ぜひ、自分に合ったテスト勉強の進め方を見つけてください。
【「放課後学習教室」向きの人は・・・】
今日の取り組みを振り返って「周りに勉強している人がいる方がやる気がでる」「自宅だとくつろいでしまって勉強のスタートが遅くなる」という人は、「放課後学習教室」をうまく活用するとよいですね。友達のそばで一人学習を貫ける人はそうそういないので、座席を選ぶ際に「ほどほどに離れる」のも工夫です。
【「放課後学習教室」で有効な学習方法は・・・】
最大90分間の滞在時間の中で「何をどこまでやるか」を決めて参加することがお勧めです。たくさんの学習物を広げて、何に取り組むか悩んでいるうちに、あっというまに時間が過ぎます。
【「放課後学習教室」でどんな学習をするか・・・】
学習サポーターや友達に質問できるのは大きな魅力です。土日に取り組んだワークやプリントの分からなかった箇所について解決するために「放課後学習教室」を活用するのもよいでしょう。
【「家庭学習」につながる「放課後学習教室」に・・・】
テスト勉強のメインは家庭学習です。参加したことで家庭学習へのモチベーションが上がっていれば何よりです。夕食前にどれだけ学習できるかを考え、すぐに帰宅して取り掛かるか、午後を2コマで捉えて「放課後学習教室」+「家庭学習」の2部構成で取り組むかを選択するとよいですね。
参加したみなさんの中に「できた」「がんばった」という思いが少しでも生まれ、テスト勉強にはずみがついていれば、とてもうれしいです。「できた」「がんばった」をひとつずつ手に入れる時間にしてください。がんばれ!
【センター職員による学校訪問】立山北部小学校におじゃましました
10月5日(木)に立山北部小学校を訪問しました。
整然とした校舎内外からは、元気な児童の声が聞こえ、すれ違うと「こんにちは!」のあいさつが飛んできます。
本年度も継続して重点目標に掲げられた「まあるい心で 本気!元気!勇気!」を根っこに教職員のみなさんが日々の教育活動に励んでおられることがうかがえ、「あいて・あいさつ・ありがとう」の三つの「あ」を磨くことを大切にしておられます。
岩田理恵子校長先生が、「北部小の児童は親しみやすい子供たち。来校されるお客様からも、垣根なく話しかけてくれると、よく言われます。」と語っておられました。授業を参観させていただき、「なるほど」と納得。生き生きと発言する子供たちの様子が、どの授業からも、見て取れました。
【1年生・国語】「いか」の数え方で悩む子供たち。「ごはんが盛られたお茶碗と同じ・・・?」で一斉に挙手します。友達の発言を聞き、「僕も一緒!」「え、違うよ!」といったつぶやきが響きます。
【2先生・国語】物語を読み取る真っ最中・・・でしたが、参観のため、教室に入ったセンター職員に興味津々です。名前を質問したり、名札を見て「最初の漢字読めるけど、次のは習っとらん・・・」とつぶやいたりする場面もありました。
【4年生・理科】みんなで集まって、実験の様子に大注目。この後、見つけたことや気付いたことをもとに、子供たちが話し合ったり、思考を巡らせたりすることを想像しながら、教室を後にしました。
【6年生・算数】1クラスを2つに分けての少人数指導です。説明を受ける際、質問しやすい雰囲気でした。また、問題を解く活動においても、先生の目が行き届きます。2つに分けた授業の担当教員は固定せず、単元ごとに交替するとのことでした。
1階廊下に掛けられた趣ある額縁に収まった「天真爛漫」の文字。児童みんなが思いやりと節度をもって「まあるい心」で過ごせるよう、その育ちを見守っているように感じられました。
【土曜学習教室】令和5年度のご案内・申し込み
今年度も、雄山中学校の3年生を対象に「土曜学習教室」を開催します。
集中して自主学習に取り組めるよう、元気交流ステーション(みらいぶ)にて広い会場を準備しています。
自主学習には、学習支援サポーターが付き、12月末からは国語・数学・英語の特別講座も予定しています。
本日、雄山中学校にて配布されたお知らせのPDFを以下に添付します。
申し込み締め切りは10月13日(金)です。
また、10月10日(火)、11日(水)には、雄山中学校全学年を対象とした「放課後学習教室」をランチルームで実施します。
ぜひ、ご活用ください。
【センターだより】令和5年度号外「そふとめん12」を発行しました!!
9月19日(火)、立山区域教務主任研修に、学力向上推進チーム主任研究主事・高浦智美先生を講師にお招きして、県総合教育センター「アラカルト研修」を開催しました。
「全国学力・学習状況調査の分析に基づく授業改善」の視点から、グループ演習を交えながら、立山区域の学力向上につながるご講話をいただきました。
ご講話の骨子は「そふとめん12」で!詳細は、各学校の教務主任の先生に!
ぜひ、ご一読ください。
【放課後学習教室】テスト最終日に向けてラストスパート
本日が1学期末考査に向けての「放課後学習教室」最終日でした。
3日間の参加者は240名ほどでした。その半数は3年生でした。
テスト範囲のプリントやワークに取り組んでいる人が大多数でしたが、なかには学習内容のポイントをノートにまとめ直したり、すでに取り組んだ問題を解き直したりしている人もいました。
「できる」ようになるまで練習するというのは、スポーツ同様、学習でも大切なことですね。
明日の最終科目まで、力が発揮できるよう、応援しています。
テストは「小さなゴール」かもしれませんが、「本当のゴール」は学んだことを自分のものにすること。
テストがかえってきたら、ぜひ、間違い直しもがんばってください。
会場準備の際には、ランチルーム掃除担当の1年男子が手伝ってくれました。大助かりです。
受付後に、ポイントカードにシールを貼ります。最終日は大学生の学習支援サポーターが2人参加してくれました。
ランチルームは生徒でいっぱいですが、エアコンのおかけで快適な学習空間です。
次回の「放課後学習教室」は2学期中間考査前に実施する予定です。
【センター職員による学校訪問】舟橋中学校におじゃましました
6月16日(金)に舟橋中学校を訪問しました。
「学ぶ」のに文字が刻まれた石碑が見守る校舎。内生蔵校長先生と小林教頭先生のご案内で、全学級の授業を参観させていただきましたが、その際に感じたのが整備された校舎内の様子でした。きっと舟中生のみなさんが、一生懸命に清掃しているからですね。自分の学校を大切にしようとする思いの表れだと思いました。
【1年生・社会科】「なぜ日本は沖ノ鳥島を水没から守るのか」積極的に発言する生徒が多いなか、キーワードとなる「領海」について考え、ペアで意見交換する様子を参観しました。
【1年生・理科】先生の指示のもと、「白い粉末」を特定するため、グループで実験する様子を参観しました。みんな興味深そうにバスバーナーで熱せられる「白い粉末」に注目していました。
【2年生・保健体育科】学習したことを活用する時間として、白熱したバレーボールのゲームが展開されていました。チーム全員が何とかボールをつなごうと奮闘する様子がほほえましかったです。
【3年生・英語科】「English Haiku の作り方を理解しよう」という学習課題のもと、生徒が先生の説明に耳を傾ける様子を参観しました。「さすがは3年生」と感じる集中度の高さでした。
懇談するなかで、内生蔵保人校長先生は「舟中生」のよさのひとつとして「仲のよさ」について語られました。それは、「人との距離感を大切にする」ということでした。
舟橋小学校に入学し、舟橋中学校を卒業するまで、ほぼ同一の学年集団で9年間を過ごす学校生活において、子どもたちが身に付けた他への心遣いとしてご紹介くださいました。
高校進学後、帰路の途中にある越中舟橋駅で集う卒業生たち。新たな環境でしんどいことがあっても、仲間に会える場所がある・・・そんなお話を地域の方から聞かれたそうです。
日本一小さな村で学んだ子どもたちのすてきなお話でした。
【放課後学習教室】週末のテスト勉強にはずみをつけて
雄山中学校の生徒を対象とする「放課後学習教室」を同校のランチルームで実施しました。
中学校の先生方のお声がけがあったからか、全学年の生徒が多数参加し、約80名が来週の期末考査に向けて自主学習を進めました。
座席が足りず、準備する間、待たせてしまった生徒のみなさん、ごめんなさい。それでも、着席するなり、「ありがとうございます。」のひと言を添え、すぐに学習に取り掛かっていましたね。
大人数での自習学習でしたが、落ち着いた雰囲気の中、参加者一人一人の「学習空間」が保障されていました。
素直でがんばりやさんの立山町の子どもたちだからできる「時と場の確保」でした。
学習支援サポーターへの質問は数学が多かったようです。教えてもらった後に自分で解いてみることが大切です。
参加した生徒のみなさんのうち、どのくらいの人がこのホームページを見ているかはわかりませんが、次のポイントを参考にして、ぜひ、自分に合ったテスト勉強の進め方を見つけてください。
【「放課後学習教室」向きの人は・・・】
今日の取り組みを振り返って「周りに勉強している人がいる方がやる気がでる」「自宅だとくつろいでしまって勉強のスタートが遅くなる」という人は、「放課後学習教室」をうまく活用するとよいですね。友達のそばで一人学習を貫ける人はそうそういないので、座席を選ぶ際に「ほどほどに離れる」のも工夫です。
【「放課後学習教室」で有効な学習方法は・・・】
最大90分間の滞在時間の中で「何をどこまでやるか」を決めて参加することがお勧めです。たくさんの学習物を広げて、何に取り組むか悩んでいるうちに、あっというまに時間が過ぎます。
【「放課後学習教室」でどんな学習をするか・・・】
学習サポーターや友達に質問できるのは大きな魅力です。土日に取り組んだワークやプリントの分からなかった箇所について解決するために「放課後学習教室」を活用するのもよいでしょう。
【「家庭学習」につながる「放課後学習教室」に・・・】
テスト勉強のメインは家庭学習です。参加したことで週末の取り組みへのモチベーションが上がっていれば何よりです。本日は15:30~17:00の実施でしたが、来週2日間はテスト後、14:00~15:30の実施となります。夕食前にどれだけ学習できるかを考え、すぐに帰宅して取り掛かるか、午後を2コマで捉えて「放課後学習教室」+「家庭学習」の2部構成で取り組むかを選択するとよいですね。
参加したみなさんの中に「できた」「がんばった」という思いが少しでも生まれ、週末のテスト勉強にはずみがついていれば、とてもうれしいです。「できた」「がんばった」をひとつずつ手に入れる土日にしてください。がんばれ!
【放課後学習教室】今週始めに配布した案内です
【センター職員による学校訪問】雄山中学校におじゃましました
6月12日(月)に雄山中学校を訪問しました。立山町教育センターと雄山中学校は建物が隣接しているだけでなく、階段でつながっているので、日頃から、よく行き来しています。
昨日、一昨日には、新川地区選手権大会やかづみ野音楽祭に参加し、活躍した生徒も多く、「お疲れ気味かな」と思いましたが、第1学期末考査が近いとあって、学習に集中する姿がみられました。
【2年生・理科】先生の周りに集まって、実験する手元に注目する生徒たち。マグネシウムに着火して、カラスの中が明るく光ると、思わず「わあっ。」という声が漏れていました。
【2年生・数学】小テストの振り返りでしょうか。「最後に約分を忘れたら、もったいないよ」など、計算過程や答え方についての解説に、納得しながらうなずく生徒の様子がありました。来週の期末考査に生かせるといいですね。
【1年生・技術・家庭科】おいしそうなお弁当の映像から、彩りだけでなく、栄養面や衛生面についても学んでいました。先生が指指す梅干しとごま塩の役割を知った生徒たちでした。
【3年生・英語】先生の指示する内容に沿って、ペアでのコミュニケーション活動を進めます。さすが3年生!みんなが立ち上がると、奥が見えません。どのペアも意欲的に伝え合い、聞き合っていました。
他にも、来週の期末考査に向けて、静かな雰囲気の中、集中してプリントやワークに取り組む授業がいくつもありました。見る、話す、聞く、書く、考える、調べる、創る・・・活動に応じて、いろいろな「雄中生の顔」を見ることができました。
4月に雄山中学校に着任された杉本和博校長先生に、生徒たちの印象をお聞きしたところ、「とにかくみんな素直。先生だけでなく、大人を信頼していることがよくわかる。地域の方や小学校の先生方との関わりをとおして、そのような信頼関係が気付かれてきたのだろう。」とのことでした。場面によって多様な活動の様子をみせてくれるのも、そんな素直さの表れなのでしょう。新型コロナウイルス感染症への対策緩和により、修学旅行だけでなく宿泊学習も復活した今年度。前向きに挑戦する姿がホームページ等でも紹介されています。「14歳の挑戦」や「体育大会」、「合唱コンクール」と、実行委員会が立ち上げられ、生徒たちの活躍の場が創り出されているそうです。頼もしいですね。
さて、今週末の6月16日(金)より、ランチルームをお借りして、立山町教育委員会が主催する「放課後学習教室」がスタートします。全学年対象なので、たくさんのご参加をお待ちしております。
【学習支援】放課後学習教室が始まります
今年度、最初のホームページで本センター事務室の窓から見える色鮮やかな花壇の様子を掲載しました。
そして、季節は春から夏へと移り変わり、新しい苗が植えられています。照り付ける日差しや降りかかる雨に耐えながら、毎日、少しずつ成長しているのがわかります。今回も、きっと美しい花で彩られた「夏の花壇」となりますね。
でも、この状態になるまでに、苗を植えるだけでなく、たくさんの人が、この花壇に関わっておられるのを目にしました。
開花し終えた植物を土から抜いてくれた生徒たち。肥料を加えて、花壇の土を耕してくださった方々。花苗が植える位置が分かるように、ひもを張ってくださった方々。そして、丁寧に花苗を植えてくれた生徒たち。
今はすっきりしているこのスペースも、5月ごろは雑草が生い茂っていました。それを、暑い日差しの中、町職員の方が、毎日少しずつ除草してくださいました。ありがとうございます。
期待するだけの成果を得るには、事前にどれだけ準備をしたか、手をかけたかが重要です。
そして、それは「学ぶこと」も同じです。
立山町教育センターでは、雄山中学校全学年の希望者を対象に「放課後学習教室」を実施しています。
昨年度からは、定期考査前のテスト期間を活用して、ランチルームで行っています。
そして、今年度は、第1学期末考査に向けて、6月16日(金)から始めます。
帰宅する前に少しでも集中できる空間で学習を進めたい人、分からない箇所について教えてほしい人、その日の授業の復習をしたい人など、静かに自主学習できる人は大歓迎です。
毎回2、3名程、大学生や元教員の「学習支援サポーター」が参加します。
利用上のルールや実施日等、詳細について説明した案内「令和5年度 雄山中学校 放課後学習教室について」を、本日、雄山中学校の全校生徒に配布します。また、同案内のPDFを本ページに添付しました。雄中生のみなさんは、必ず保護者の方にも見てもらってくださいね。
成果は事前にどれだけ耕したかで決まります。もちろん、テスト対策の中心は家庭学習ですが、「放課後学習教室」がひとつのきっかけになれば幸いです。
美しい花を咲かせるのはその花自身である「生徒のみなさん」ですが、立山町教育センターと学習支援サポーターは「草を刈り、土を耕し、苗を植える」先生方と一緒になって、少しでも学力向上のお手伝いをしたいと思います。
最後になりますが、昨年度の参加で「ポイントカード」が途中になっている人は、手元に残っているようなら継続できるので、持ってきてください。もちろん新しいカードにすることもできます。
ポイントがたまったら、「テストで成果が出ること」「達成感が得られること」以外にも、なにか「いいこと」があるかも・・・。では、ランチルームでお待ちしています。
【センター職員による学校訪問】立山小学校におじゃましました
6月8日(木)に立山小学校を訪問しました。
林三千代校長先生が「立山小の子供たちは、みんな素直で明るい子。登下校時には、地区の方にも進んであいさつするので、よくお年寄りから「うれしい」と言われます。それに、なにより学年関係なく、みんな仲良し。」と語られました。
【道徳の時間】参観させていただいた2時間目は、道徳の授業をしている学級が多かったです。輪っかになって先生が読むお話に耳を傾ける3年生。先生が読み終えた後の静かな雰囲気から、一人一人の心の内に、「何か思うこと」があるのだと伝わってきました。
5年生を参観したときには、「責任ある行動」についてペアで考えを伝え合った後、全体で意見発表している場面でした。手を真っすぐに挙げて、自分の考えを伝えようとする児童がたくさんいました。
【4年生・図工】説明しながら、個性あふれる作品を見せてくれました。完成したら、みんなで楽しく遊べそう。
開放感ある校舎のつくりのせいか、1階でも2階でも、他学年の動きや様子等、学ぶ気配が互いに感じられます。活動内容は別々なのに、なんだか全校が一緒になって学んでいるような雰囲気です。
林校長先生が自慢された「学年を超えた仲良しさん」の立山小学校の子供たち。それは、休み時間だけでなく、授業時間でも同じなのかもしれません。
【センター職員による学校訪問】釜ヶ渕小学校におじゃましました
6月7日(水)に釜ヶ渕小学校を訪問しました。
校長室に入って、まず、目に飛び込んできたのがこの掲示物でした。
1年生から6年生すべての教室の写真がつづられています。
頑張っている姿、楽しそうな様子、一生懸命な雰囲気がコメントとともに、重ねられています。
この一枚一枚を重ねていく掲示は校舎のどの場所でもみられ、思い出と一緒に子供たちのこれまでが見える「足あと」になっていました。
【1年生・だれとお話しようかな】電子黒板には釜ヶ渕小学校の先生たちの集合写真が・・・。センター職員と教室に入ってこられた松田伸浩校長先生を見て、「私、校長先生とお話したい。だって、校長先生、大好きだもん!」と女の子が一言。あたたかくて、やさしい空気の授業風景でした。
【3年生・算数の計算練習】静かな教室で児童全員が集中して計算練習に取り組んでいました。ページの問題を解き終わると、先生のところに行って丸付けをしてもらいます。
【本見ッケ】3年教室の背面黒板です。これを見て、子供たちは図書室に本を探しにいくそうです。難易度が上がり、レベル6!今頃、この本を見つけて「図書室の神様」になった人がいるかもしれません。
松田校長先生は「釜ヶ渕小の子どもはなんにでも一生懸命な子たち。『どんなことでも、やってみる。きっと大丈夫』という主体性を大事にしてほしい。」と語っておられました。
そんな願いがこもった「しかけ」が校舎のあちこちにみられる釜ヶ渕小学校でした。
【センター職員による学校訪問】利田小学校におじゃましました
立山町教育センターは、立山区域の会合や研修会に参加させていただくので、日頃から小中学校にお伺いする機会が多いのですが、それらとは別に、本センター事業として「学校訪問」を行っています。
1、2学期を通して、立山町及び舟橋村の小中学校9校を訪問し、児童生徒の様子を見させていただいたり、校長先生方からお話をお聞きしたりしています。
6月2日(金)は立山町立利田小学校におじゃまし、岩峅咲由里校長先生のご案内で、元気に学ぶ「利田っ子」の授業を参観させていただきました。
【3年生・体育】マットの上ですもうの対戦です。勝負する児童だけでなく、見守る児童も声援に力が入ります。
【1年生・音楽】3つの音でできている言葉をみんなで探し、リズムよく手をたたきます。友達の発表に「ほんとだー」などの声が上がっていました。
【休み時間】廊下には5月に本センターが配付したヒメダカの水槽があり、先生と一緒に子供たちがのぞき込んでいました。また、他にもメダカの卵が孵化する様子が観察できるようになっており、教室の外にも学びがたくさんあるようでした。
4月から利田小学校に着任された岩峅校長先生に、「利田っ子」の印象をお聞きすると、「だれにでも笑顔であいさつできる、とても人懐っこい子供たち。なにより休み時間と授業の切り替えがしっかりできていることに感心しています。」とのことでした。
たしかに少し前の休み時間には、どの階でも子供たちの声が響きわたっていました。でも、チャイムはなると同時に「学ぶ顔」に・・・。
ONとOFFの切り替え上手な利田小学校の子供たちでした。
「リーダー研修会」を開催しました!
「リーダー研修会」の第1回目を、6月10日(金)に行いました。区域各校より推薦された23名の教員が参加しました。
「学校運営において期待される役割」という内容で、雄山中学校の高瀬校長先生よりお話をうかがいました。
参加者は、コの字型に着席し、まるで、高瀬学級のような温かい雰囲気の中で、研修会がスタートしました。
高瀬校長先生より、参加者に「学校のリーダーとは?」という問いかけから始まりました。参加者は、これまで歩んできた学校の中での自分の動きや組織としてのイメージや考え方等、自分なりの側面から振り返ることができました。
また、ミドルリーダーの重要性や求められる資質、スクールリーダーの基本的心構え、教職員として共有したい認識、OJT(OJD)で次代のリーダーを育てること等、学校運営を担うリーダーとしての大切な示唆をいただきました。
以下は、参加者の主な感想です。
・何気ない話をしたり、自己開示をしたりすることが大切な仕事のひとつであり、これからも意識していきたい。(中学校)
・「同僚性を築く基盤は信頼関係」という言葉が心に残った。働きやすい職場づくりに向けて、今だからこそできることに取り組んでいきたい。(小学校)
・「聴く力」「やる気を生むような言葉や態度」「悪口を言わない」など、今日学んだことを少しずつ実践していきたい。(小学校)
・学校のミドルリーダーとして、もっと学校や学年のことをリサーチすることから始めたい。(小学校)
・「ミドルリーダー」という響きを、改めて重く受け止めた。また、「同僚性の構築力」は、自分の得意分野ではないかと考えているので、日頃からたくさんの人に声をかけ、何でも話せる関係を築いていきたい。(小学校)
・昔、憧れたリーダー像を思い出し、明日からそのリーダー像に迫れるように精進していきたい。(中学校)
教員基礎研修会「中堅教員研修会❶」を開催しました!
中堅教員研修会の第1回目を、5月6日(金)に行いました。7年次から11年次教員が悉皆の研修会です。今後、各校における教育活動の活性化につながる役目を果たすことができるように期待し、企画した研修会です。区域小中学校より、31名の参加がありました。
教員をしていてよかったと思えた瞬間(出来事)を含め、一人1分間の自己紹介後、小中学校の教員が混合グループになり、「中堅教員としての役割」という課題に沿って自由討議をしました。
立山区域のリーダーとして、どのような役割を担っていくべきなのかを、いろいろな側面から見つめることができました。
以下は、参加者の主な感想です。
・現場のリーダーとして、連携や調整を図りながら経験値が増えた分、少しずつ視野を広げ、学校全体を考えるようにしたい。(中学校)
・中堅教員として、自分がこれからどのように仕事をしていく必要があるのかを考えることができた。(小学校)
・これまでは、若手という意識が強かったので、中堅教員としての役割を考え始めるよい機会となった。(小学校)
・若手とベテランの中間として、大変なこともあるが、今だからできることを実践していきたい。(中学校)
・小中連携の大切さについて考えることができた。学校内のリーダーとしての力量が求められることを自覚できた。(中学校)
・初任者や20代の教員のモデルとなれるよう、チャレンジしていきたい。(小学校)