【センター職員による学校訪問】舟橋中学校におじゃましました
6月16日(金)に舟橋中学校を訪問しました。
「学ぶ」のに文字が刻まれた石碑が見守る校舎。内生蔵校長先生と小林教頭先生のご案内で、全学級の授業を参観させていただきましたが、その際に感じたのが整備された校舎内の様子でした。きっと舟中生のみなさんが、一生懸命に清掃しているからですね。自分の学校を大切にしようとする思いの表れだと思いました。
【1年生・社会科】「なぜ日本は沖ノ鳥島を水没から守るのか」積極的に発言する生徒が多いなか、キーワードとなる「領海」について考え、ペアで意見交換する様子を参観しました。
【1年生・理科】先生の指示のもと、「白い粉末」を特定するため、グループで実験する様子を参観しました。みんな興味深そうにバスバーナーで熱せられる「白い粉末」に注目していました。
【2年生・保健体育科】学習したことを活用する時間として、白熱したバレーボールのゲームが展開されていました。チーム全員が何とかボールをつなごうと奮闘する様子がほほえましかったです。
【3年生・英語科】「English Haiku の作り方を理解しよう」という学習課題のもと、生徒が先生の説明に耳を傾ける様子を参観しました。「さすがは3年生」と感じる集中度の高さでした。
懇談するなかで、内生蔵保人校長先生は「舟中生」のよさのひとつとして「仲のよさ」について語られました。それは、「人との距離感を大切にする」ということでした。
舟橋小学校に入学し、舟橋中学校を卒業するまで、ほぼ同一の学年集団で9年間を過ごす学校生活において、子どもたちが身に付けた他への心遣いとしてご紹介くださいました。
高校進学後、帰路の途中にある越中舟橋駅で集う卒業生たち。新たな環境でしんどいことがあっても、仲間に会える場所がある・・・そんなお話を地域の方から聞かれたそうです。
日本一小さな村で学んだ子どもたちのすてきなお話でした。