カテゴリ:センター行事
【土曜学習教室】休止のお知らせ
12月23日に第4回土曜学習教室を予定しておりましたが、立山町はじめ富山県内に大雪警報が発令されている状況を受け、休止することとしました。
本日、その旨をお伝えする案内を雄山中学校を通して配付しました。また、「すぐーる」で同様のお知らせが配信されるかと思います。
次回の第5回土曜学習教室は1月20日です。第4回で予定していた内容で実施します。
【センター職員による学校訪問】高野小学校におじゃましました
11月30日(木)に高野小学校を訪問しました。
高野力郎校長先生にご案内いただき、すべての授業を参観させていただきました。
そこで感じたことは、ここちよい「静けさ」です。
一人一人が集中して目の前の課題に取り組んでいる、そんな落ち着いた雰囲気です。
授業だけでなく、ファイルにつづられたプリントなどからも、そんな日頃の様子がうかがえました。
子供たちも先生方も、一日一日、さらには一時間一時間の積み重ねを大事にしておられるのが伝わってきます。
校舎のあちらこちらに全校児童の言葉が、自筆の文字で掲示されています。
自分のがんばりや友達のよさが紙面いっぱいの文字で伝えられています。
教室だけでなく、校舎のいたるところで、子供たちは「自分」を感じることができます。
授業での学びも整然と掲示され、これまでの足あとがしっかりと残されています。
高野校長先生に、子供たちのよさについてお尋ねしたところ、「子供たちのよさは一人一人ちがって、ひとまとめに答えることはできないけれど」と前置きされたうえで、「自分自身の課題をもって、一人一人がそれに立ち向かおうとしている。本当にみんなががんばっている。」と話してくださいました。
子供に対しても先生方に対しても、それぞれのよさを捉え、伸ばしていきたいという姿勢、願いをお伺いする機会となりました。
【センター職員による学校訪問】舟橋小学校におじゃましました
11月27日(月)に舟橋小学校を訪問しました。
【2年生・音楽】歌詞を見ながら、リズムよく歌います。元気な掛け声とジェスチャーを交えた歌声から、教室の雰囲気が伝わってきます。
【4年生・社会】「十二貫野用水のひみつをさぐろう」というテーマのもと、用水の傾きの秘密について考えをめぐらせる子供たち。教室の模型でイメージを抱いたあとは、校舎から出て、実際に水を流して実験です。
【5年生・家庭科】我が家のお味噌汁を紹介しながら、栄養バランスを考えます。子供たちと一緒に「うんうん、うちでもあるある!」と思いながら、参観していました。ほのぼのした温かい雰囲気の5年生でした。
参観後は、松越正純校長先生からのお話を伺いました。
授業にせよ、子供たちの活躍する場にせよ、特別なことではなく、日々の歩みを大切にしておられるとのこと。
そして、そんな子供たちの様子を保護者だけでなく地域の方にも知ってもらえるようにとホームページの掲載内容も工夫しておられます。
今年度は、コロナ前に実施していた全校児童による集会を復活させ、子供たちが工夫して企画し、実践する機会にしておられるそうです。そんな「ハッピースマイル集会」では、子供たちの笑顔の花がたくさんたくさん咲いていることでしょう。
ふるさと「ふなはし」に根差し、がんばっている子供たち。いずれは生まれ育った地域で活躍する大人になってほしい。松越校長先生が語られた言葉に、子供たちや先生方、舟橋村への愛情や願いが感じられる訪問となりました。
【土曜学習教室】学習サポーター支援が本格化
11月25日(土)、雄山中学校の第3学年生徒を対象とする「土曜学習教室」の2回目を開催しました。
前回は、自主学習が中心でしたが、今回は、7名の学習サポーターの支援により、子供たちは質問することで疑問点を解決することができました。これからも、今回同様、多数の学習サポーターが参加してくださる予定ですので、質問したい教科を準備してきてくれれば、と考えています。
今回も100名近い参加となりました。明るく広い会場で、子供たちは学習するための「時と場」をフル活用し、一人一人が集中して取り組んでいました。
終了時には、12月9日(土)の第4回から、自主学習と併せて、希望制の特別講座が始まり、その希望アンケートを12月になったら行うこと、学習できる時間が1時間半から2時間半に延長できることについて、センター職員から説明しました。
詳細については、12月に学校の担任の先生からお伝えいただく予定です。
地域の方々や教員OB、大学生有志のお力を借り、進路決定に向けて切磋琢磨する雄山中・3年生をサポートしていきたいと思います。
【放課後学習教室】第2学期末考査に向けて
雄山中学校の生徒を対象とする「放課後学習教室」を同校ランチルームで実施しました。少し前に中間考査に向けての学習教室を開催したと思っていたのに、もう期末考査です。
すでに何度も参加している生徒が多く、慣れた様子です。
明日も14:00~15:30の90分間実施します。
【土曜学習教室】開講式後、学習スタート!
11月11日(土)、雄山中学校の第3学年生徒を対象とする「土曜学習教室」が始まりました。
今年度は100名を超える参加希望があり、会場の立山町元気交流ステーションには、学習道具を携えて、たくさんの生徒が集まりました。
入口で受付を済ませ、学習会場に入る生徒たち。センター職員と大学生の学習サポーターさんが笑顔でお出迎えです。早く到着した生徒たちが、会場設営を手伝ってくれました。
開講式では、立山町教育課の方からご挨拶をいただいた後、学習サポーターさんの自己紹介を行いました。
「受験」を意識した自主学習に関するアドバイスを真剣に聞く生徒たち。沈黙に耐えて「一定時間集中する力」、分からないところは解答・解説を活用して学び、改めて解き直す「自己解決し、定着を図る力」、受験同様に45~50分を一コマとして考え、「時間感覚をもって学習を計画・実践する力」が、効果的な自主学習につながります。
開講式に際し、雄山中学校から杉本校長先生と学年主任の川村先生が激励に駆けつけてくださいました。
今回は自主学習が中心の回となり、学習サポーターや中学校の先生に質問しながら進める様子がみられました。次回からは、学習サポーターさんの人数も増え、年末からは、希望制の特別講座を予定しています。
まずは、踏み出すこと。一人一人が集中して取り組んだ90分間は、まさに「沈黙に耐えて集中する時間」「自己解決し、定着を図る時間」「時間感覚をもって学習を計画・実践する時間」の始まりとなりました。
週末休みの土曜日、午前中の前半に90分間の学習を終えているということは、達成感が得られるだけでなく、その後、自宅にて取り組む学習に向けての励みにもなります。
来週、11月20日(月)、21日(火)には、雄山中学校全学年希望者を対象とした「放課後学習教室」を雄山中学校のランチルームで実施します。これは、第2学期末考査に向けての学習支援です。
「土曜学習教室」「放課後学習教室」ともに、日時等の実施要項は、本ホームページ「お知らせ」をクリックしていただければ、確認することができます。
よろしかったら、ご活用ください。
【立山町「読み解く力」向上推進委員会】各学校の実践内容を共有しました
10月13日(金)に、立山町役場・大会議室にて、立山町「読み解く力」向上推進委員会を開催しました。
本委員会は、立山町教育委員会、立山町教育センター、小中学校の担当教頭先生、教務主任の先生方で構成され、「読み解く力」向上の視点から、子供たちの学力向上を目指す実践の中心となる組織です。
今回は、本年度に入って3回目の開催となり、小中学校における実践の進捗状況についての情報を共有し、成果や課題について話し合いました。
【全体会】各学校から実践内容の骨子について報告があり、質問内容をもとに情報交換を図りました。推進委員だけでなく、後日、立山町内の教職員にも周知できるようにしたいと考えています。
【グループディスカッション】短い時間でしたが、現時点での課題を中心に、子供自身に「読み解く力」習熟度を認識させる手立てや教職員研修の進め方等、授業力向上と学力向上の両面から、意見交換を行いました。
これまで積み重ねてきたことを土台に、まずは、実践していくことで、成果と課題が見えてきます。
見えてきたら、また、成果はモチベーションのもと、課題は改善材料となります。
その繰り返しの中で、子供たちが「できる」ようになったことを自信に、学ぶ力を高めていくことを私たちは願っています。
このように、教員の授業力向上と子供の学力向上を往還する「両輪」だと考え、進めていきたいと思います。
【センター職員による学校訪問】立山中央小学校におじゃましました
10月11日(水)に立山中央小学校を訪問しました。
本センター近くにある大規模校・立山中央小学校で開催する研修は多く、いつもお世話になっています。
10/18(水)には、第2回立山町「読み解く力」向上研究会の開催校として、5年国語の授業が公開されます。11/1(水)には、若手教員研修として、6年道徳が公開されます。
課題意識をもって、子供たち全員が活躍する授業を目指しておられる立山中央小学校の授業や子供たちの様子を参観させていただきました。ほんの一部ではありますが、ご紹介します。
【チャレンジタイム】朝の授業前、清掃活動を終えた4年生の子供たちが楽しそうに縄跳びをしています。「体力づくりだよ!」と元気な声で教えてくれました。
【3年生・国語】電子黒板を見ながら、新しく覚える漢字の読みや部首の確認です。先生と一緒に書き順どおりに、手でなぞります。
【6年生・運動会の振り返り】7日(土)に行われた運動会を具体的に振り返りながら、最高学年としての成長を話し合います。
【2年生・国語】朗読劇のグループ発表です。先生がタブレットで撮影です。なりきって一人で読むところ、2人で声をそろえて読むところ、工夫しながらの朗読でした。
【廊下掲示に見えるメッセージ】校舎内の至るろころに先生たちからのメッセージが掲示されています。知っておいたらよい情報やアドバイス等をとおして、先生たちの願いが伝わってきます。
「投げかければ、必ず返ってくる一生懸命な子供たち。知らないことが多いからこそ、教えることが大事。今は大人が促して、経験を積ませるようにしている。」尾﨑 斉 校長先生がそのように話してくださいました。
一人一人が興味をもって楽しめる場所のひとつとして、職員室近くに設けられたパズル等、知育玩具のコーナーを見せていただきました。使い終わった後もきちんと整理され、子供たちが大切に扱っていることが分かります。細かなピースやサイコロがたくさんあるのに、未だに紛失していないとのこと。
先生の思いを汲んで他者との共有物を大切にしようとするマナーや思いやりが見て取れ、言葉で促さずとも、自然と学びを得ている素直さを感じました。
【放課後学習教室】第2学期中間考査に向けて
雄山中学校の生徒を対象とする「放課後学習教室」を同校ランチルームで実施しました。
今回は、今週の木曜・金曜に行われる中間考査に向けての学習となります。
合唱練習後の60分という限られた時間ではありましたが、参加した生徒のほとんどは、テスト範囲のワークやプリントを中心に、集中した様子で取り組んでいました。さらに、町センターで準備した学習プリントで復習する生徒の姿もありました。
明日は15:00~16:30の90分間実施します。
第1学期末考査の際、本HPに掲載した「放課後学習教室」の有効活用について、再度、ご紹介します。
ぜひ、実りある時間として活用してください。
~6月16日HP記事再掲~
参加した生徒のみなさんのうち、どのくらいの人がこのホームページを見ているかはわかりませんが、次のポイントを参考にして、ぜひ、自分に合ったテスト勉強の進め方を見つけてください。
【「放課後学習教室」向きの人は・・・】
今日の取り組みを振り返って「周りに勉強している人がいる方がやる気がでる」「自宅だとくつろいでしまって勉強のスタートが遅くなる」という人は、「放課後学習教室」をうまく活用するとよいですね。友達のそばで一人学習を貫ける人はそうそういないので、座席を選ぶ際に「ほどほどに離れる」のも工夫です。
【「放課後学習教室」で有効な学習方法は・・・】
最大90分間の滞在時間の中で「何をどこまでやるか」を決めて参加することがお勧めです。たくさんの学習物を広げて、何に取り組むか悩んでいるうちに、あっというまに時間が過ぎます。
【「放課後学習教室」でどんな学習をするか・・・】
学習サポーターや友達に質問できるのは大きな魅力です。土日に取り組んだワークやプリントの分からなかった箇所について解決するために「放課後学習教室」を活用するのもよいでしょう。
【「家庭学習」につながる「放課後学習教室」に・・・】
テスト勉強のメインは家庭学習です。参加したことで家庭学習へのモチベーションが上がっていれば何よりです。夕食前にどれだけ学習できるかを考え、すぐに帰宅して取り掛かるか、午後を2コマで捉えて「放課後学習教室」+「家庭学習」の2部構成で取り組むかを選択するとよいですね。
参加したみなさんの中に「できた」「がんばった」という思いが少しでも生まれ、テスト勉強にはずみがついていれば、とてもうれしいです。「できた」「がんばった」をひとつずつ手に入れる時間にしてください。がんばれ!
【センター職員による学校訪問】立山北部小学校におじゃましました
10月5日(木)に立山北部小学校を訪問しました。
整然とした校舎内外からは、元気な児童の声が聞こえ、すれ違うと「こんにちは!」のあいさつが飛んできます。
本年度も継続して重点目標に掲げられた「まあるい心で 本気!元気!勇気!」を根っこに教職員のみなさんが日々の教育活動に励んでおられることがうかがえ、「あいて・あいさつ・ありがとう」の三つの「あ」を磨くことを大切にしておられます。
岩田理恵子校長先生が、「北部小の児童は親しみやすい子供たち。来校されるお客様からも、垣根なく話しかけてくれると、よく言われます。」と語っておられました。授業を参観させていただき、「なるほど」と納得。生き生きと発言する子供たちの様子が、どの授業からも、見て取れました。
【1年生・国語】「いか」の数え方で悩む子供たち。「ごはんが盛られたお茶碗と同じ・・・?」で一斉に挙手します。友達の発言を聞き、「僕も一緒!」「え、違うよ!」といったつぶやきが響きます。
【2先生・国語】物語を読み取る真っ最中・・・でしたが、参観のため、教室に入ったセンター職員に興味津々です。名前を質問したり、名札を見て「最初の漢字読めるけど、次のは習っとらん・・・」とつぶやいたりする場面もありました。
【4年生・理科】みんなで集まって、実験の様子に大注目。この後、見つけたことや気付いたことをもとに、子供たちが話し合ったり、思考を巡らせたりすることを想像しながら、教室を後にしました。
【6年生・算数】1クラスを2つに分けての少人数指導です。説明を受ける際、質問しやすい雰囲気でした。また、問題を解く活動においても、先生の目が行き届きます。2つに分けた授業の担当教員は固定せず、単元ごとに交替するとのことでした。
1階廊下に掛けられた趣ある額縁に収まった「天真爛漫」の文字。児童みんなが思いやりと節度をもって「まあるい心」で過ごせるよう、その育ちを見守っているように感じられました。
【土曜学習教室】令和5年度のご案内・申し込み
今年度も、雄山中学校の3年生を対象に「土曜学習教室」を開催します。
集中して自主学習に取り組めるよう、元気交流ステーション(みらいぶ)にて広い会場を準備しています。
自主学習には、学習支援サポーターが付き、12月末からは国語・数学・英語の特別講座も予定しています。
本日、雄山中学校にて配布されたお知らせのPDFを以下に添付します。
申し込み締め切りは10月13日(金)です。
また、10月10日(火)、11日(水)には、雄山中学校全学年を対象とした「放課後学習教室」をランチルームで実施します。
ぜひ、ご活用ください。
【センターだより】令和5年度号外「そふとめん12」を発行しました!!
9月19日(火)、立山区域教務主任研修に、学力向上推進チーム主任研究主事・高浦智美先生を講師にお招きして、県総合教育センター「アラカルト研修」を開催しました。
「全国学力・学習状況調査の分析に基づく授業改善」の視点から、グループ演習を交えながら、立山区域の学力向上につながるご講話をいただきました。
ご講話の骨子は「そふとめん12」で!詳細は、各学校の教務主任の先生に!
ぜひ、ご一読ください。
【放課後学習教室】テスト最終日に向けてラストスパート
本日が1学期末考査に向けての「放課後学習教室」最終日でした。
3日間の参加者は240名ほどでした。その半数は3年生でした。
テスト範囲のプリントやワークに取り組んでいる人が大多数でしたが、なかには学習内容のポイントをノートにまとめ直したり、すでに取り組んだ問題を解き直したりしている人もいました。
「できる」ようになるまで練習するというのは、スポーツ同様、学習でも大切なことですね。
明日の最終科目まで、力が発揮できるよう、応援しています。
テストは「小さなゴール」かもしれませんが、「本当のゴール」は学んだことを自分のものにすること。
テストがかえってきたら、ぜひ、間違い直しもがんばってください。
会場準備の際には、ランチルーム掃除担当の1年男子が手伝ってくれました。大助かりです。
受付後に、ポイントカードにシールを貼ります。最終日は大学生の学習支援サポーターが2人参加してくれました。
ランチルームは生徒でいっぱいですが、エアコンのおかけで快適な学習空間です。
次回の「放課後学習教室」は2学期中間考査前に実施する予定です。
【センター職員による学校訪問】舟橋中学校におじゃましました
6月16日(金)に舟橋中学校を訪問しました。
「学ぶ」のに文字が刻まれた石碑が見守る校舎。内生蔵校長先生と小林教頭先生のご案内で、全学級の授業を参観させていただきましたが、その際に感じたのが整備された校舎内の様子でした。きっと舟中生のみなさんが、一生懸命に清掃しているからですね。自分の学校を大切にしようとする思いの表れだと思いました。
【1年生・社会科】「なぜ日本は沖ノ鳥島を水没から守るのか」積極的に発言する生徒が多いなか、キーワードとなる「領海」について考え、ペアで意見交換する様子を参観しました。
【1年生・理科】先生の指示のもと、「白い粉末」を特定するため、グループで実験する様子を参観しました。みんな興味深そうにバスバーナーで熱せられる「白い粉末」に注目していました。
【2年生・保健体育科】学習したことを活用する時間として、白熱したバレーボールのゲームが展開されていました。チーム全員が何とかボールをつなごうと奮闘する様子がほほえましかったです。
【3年生・英語科】「English Haiku の作り方を理解しよう」という学習課題のもと、生徒が先生の説明に耳を傾ける様子を参観しました。「さすがは3年生」と感じる集中度の高さでした。
懇談するなかで、内生蔵保人校長先生は「舟中生」のよさのひとつとして「仲のよさ」について語られました。それは、「人との距離感を大切にする」ということでした。
舟橋小学校に入学し、舟橋中学校を卒業するまで、ほぼ同一の学年集団で9年間を過ごす学校生活において、子どもたちが身に付けた他への心遣いとしてご紹介くださいました。
高校進学後、帰路の途中にある越中舟橋駅で集う卒業生たち。新たな環境でしんどいことがあっても、仲間に会える場所がある・・・そんなお話を地域の方から聞かれたそうです。
日本一小さな村で学んだ子どもたちのすてきなお話でした。
【放課後学習教室】週末のテスト勉強にはずみをつけて
雄山中学校の生徒を対象とする「放課後学習教室」を同校のランチルームで実施しました。
中学校の先生方のお声がけがあったからか、全学年の生徒が多数参加し、約80名が来週の期末考査に向けて自主学習を進めました。
座席が足りず、準備する間、待たせてしまった生徒のみなさん、ごめんなさい。それでも、着席するなり、「ありがとうございます。」のひと言を添え、すぐに学習に取り掛かっていましたね。
大人数での自習学習でしたが、落ち着いた雰囲気の中、参加者一人一人の「学習空間」が保障されていました。
素直でがんばりやさんの立山町の子どもたちだからできる「時と場の確保」でした。
学習支援サポーターへの質問は数学が多かったようです。教えてもらった後に自分で解いてみることが大切です。
参加した生徒のみなさんのうち、どのくらいの人がこのホームページを見ているかはわかりませんが、次のポイントを参考にして、ぜひ、自分に合ったテスト勉強の進め方を見つけてください。
【「放課後学習教室」向きの人は・・・】
今日の取り組みを振り返って「周りに勉強している人がいる方がやる気がでる」「自宅だとくつろいでしまって勉強のスタートが遅くなる」という人は、「放課後学習教室」をうまく活用するとよいですね。友達のそばで一人学習を貫ける人はそうそういないので、座席を選ぶ際に「ほどほどに離れる」のも工夫です。
【「放課後学習教室」で有効な学習方法は・・・】
最大90分間の滞在時間の中で「何をどこまでやるか」を決めて参加することがお勧めです。たくさんの学習物を広げて、何に取り組むか悩んでいるうちに、あっというまに時間が過ぎます。
【「放課後学習教室」でどんな学習をするか・・・】
学習サポーターや友達に質問できるのは大きな魅力です。土日に取り組んだワークやプリントの分からなかった箇所について解決するために「放課後学習教室」を活用するのもよいでしょう。
【「家庭学習」につながる「放課後学習教室」に・・・】
テスト勉強のメインは家庭学習です。参加したことで週末の取り組みへのモチベーションが上がっていれば何よりです。本日は15:30~17:00の実施でしたが、来週2日間はテスト後、14:00~15:30の実施となります。夕食前にどれだけ学習できるかを考え、すぐに帰宅して取り掛かるか、午後を2コマで捉えて「放課後学習教室」+「家庭学習」の2部構成で取り組むかを選択するとよいですね。
参加したみなさんの中に「できた」「がんばった」という思いが少しでも生まれ、週末のテスト勉強にはずみがついていれば、とてもうれしいです。「できた」「がんばった」をひとつずつ手に入れる土日にしてください。がんばれ!
【放課後学習教室】今週始めに配布した案内です
【センター職員による学校訪問】雄山中学校におじゃましました
6月12日(月)に雄山中学校を訪問しました。立山町教育センターと雄山中学校は建物が隣接しているだけでなく、階段でつながっているので、日頃から、よく行き来しています。
昨日、一昨日には、新川地区選手権大会やかづみ野音楽祭に参加し、活躍した生徒も多く、「お疲れ気味かな」と思いましたが、第1学期末考査が近いとあって、学習に集中する姿がみられました。
【2年生・理科】先生の周りに集まって、実験する手元に注目する生徒たち。マグネシウムに着火して、カラスの中が明るく光ると、思わず「わあっ。」という声が漏れていました。
【2年生・数学】小テストの振り返りでしょうか。「最後に約分を忘れたら、もったいないよ」など、計算過程や答え方についての解説に、納得しながらうなずく生徒の様子がありました。来週の期末考査に生かせるといいですね。
【1年生・技術・家庭科】おいしそうなお弁当の映像から、彩りだけでなく、栄養面や衛生面についても学んでいました。先生が指指す梅干しとごま塩の役割を知った生徒たちでした。
【3年生・英語】先生の指示する内容に沿って、ペアでのコミュニケーション活動を進めます。さすが3年生!みんなが立ち上がると、奥が見えません。どのペアも意欲的に伝え合い、聞き合っていました。
他にも、来週の期末考査に向けて、静かな雰囲気の中、集中してプリントやワークに取り組む授業がいくつもありました。見る、話す、聞く、書く、考える、調べる、創る・・・活動に応じて、いろいろな「雄中生の顔」を見ることができました。
4月に雄山中学校に着任された杉本和博校長先生に、生徒たちの印象をお聞きしたところ、「とにかくみんな素直。先生だけでなく、大人を信頼していることがよくわかる。地域の方や小学校の先生方との関わりをとおして、そのような信頼関係が気付かれてきたのだろう。」とのことでした。場面によって多様な活動の様子をみせてくれるのも、そんな素直さの表れなのでしょう。新型コロナウイルス感染症への対策緩和により、修学旅行だけでなく宿泊学習も復活した今年度。前向きに挑戦する姿がホームページ等でも紹介されています。「14歳の挑戦」や「体育大会」、「合唱コンクール」と、実行委員会が立ち上げられ、生徒たちの活躍の場が創り出されているそうです。頼もしいですね。
さて、今週末の6月16日(金)より、ランチルームをお借りして、立山町教育委員会が主催する「放課後学習教室」がスタートします。全学年対象なので、たくさんのご参加をお待ちしております。
【学習支援】放課後学習教室が始まります
今年度、最初のホームページで本センター事務室の窓から見える色鮮やかな花壇の様子を掲載しました。
そして、季節は春から夏へと移り変わり、新しい苗が植えられています。照り付ける日差しや降りかかる雨に耐えながら、毎日、少しずつ成長しているのがわかります。今回も、きっと美しい花で彩られた「夏の花壇」となりますね。
でも、この状態になるまでに、苗を植えるだけでなく、たくさんの人が、この花壇に関わっておられるのを目にしました。
開花し終えた植物を土から抜いてくれた生徒たち。肥料を加えて、花壇の土を耕してくださった方々。花苗が植える位置が分かるように、ひもを張ってくださった方々。そして、丁寧に花苗を植えてくれた生徒たち。
今はすっきりしているこのスペースも、5月ごろは雑草が生い茂っていました。それを、暑い日差しの中、町職員の方が、毎日少しずつ除草してくださいました。ありがとうございます。
期待するだけの成果を得るには、事前にどれだけ準備をしたか、手をかけたかが重要です。
そして、それは「学ぶこと」も同じです。
立山町教育センターでは、雄山中学校全学年の希望者を対象に「放課後学習教室」を実施しています。
昨年度からは、定期考査前のテスト期間を活用して、ランチルームで行っています。
そして、今年度は、第1学期末考査に向けて、6月16日(金)から始めます。
帰宅する前に少しでも集中できる空間で学習を進めたい人、分からない箇所について教えてほしい人、その日の授業の復習をしたい人など、静かに自主学習できる人は大歓迎です。
毎回2、3名程、大学生や元教員の「学習支援サポーター」が参加します。
利用上のルールや実施日等、詳細について説明した案内「令和5年度 雄山中学校 放課後学習教室について」を、本日、雄山中学校の全校生徒に配布します。また、同案内のPDFを本ページに添付しました。雄中生のみなさんは、必ず保護者の方にも見てもらってくださいね。
成果は事前にどれだけ耕したかで決まります。もちろん、テスト対策の中心は家庭学習ですが、「放課後学習教室」がひとつのきっかけになれば幸いです。
美しい花を咲かせるのはその花自身である「生徒のみなさん」ですが、立山町教育センターと学習支援サポーターは「草を刈り、土を耕し、苗を植える」先生方と一緒になって、少しでも学力向上のお手伝いをしたいと思います。
最後になりますが、昨年度の参加で「ポイントカード」が途中になっている人は、手元に残っているようなら継続できるので、持ってきてください。もちろん新しいカードにすることもできます。
ポイントがたまったら、「テストで成果が出ること」「達成感が得られること」以外にも、なにか「いいこと」があるかも・・・。では、ランチルームでお待ちしています。
【センター職員による学校訪問】立山小学校におじゃましました
6月8日(木)に立山小学校を訪問しました。
林三千代校長先生が「立山小の子供たちは、みんな素直で明るい子。登下校時には、地区の方にも進んであいさつするので、よくお年寄りから「うれしい」と言われます。それに、なにより学年関係なく、みんな仲良し。」と語られました。
【道徳の時間】参観させていただいた2時間目は、道徳の授業をしている学級が多かったです。輪っかになって先生が読むお話に耳を傾ける3年生。先生が読み終えた後の静かな雰囲気から、一人一人の心の内に、「何か思うこと」があるのだと伝わってきました。
5年生を参観したときには、「責任ある行動」についてペアで考えを伝え合った後、全体で意見発表している場面でした。手を真っすぐに挙げて、自分の考えを伝えようとする児童がたくさんいました。
【4年生・図工】説明しながら、個性あふれる作品を見せてくれました。完成したら、みんなで楽しく遊べそう。
開放感ある校舎のつくりのせいか、1階でも2階でも、他学年の動きや様子等、学ぶ気配が互いに感じられます。活動内容は別々なのに、なんだか全校が一緒になって学んでいるような雰囲気です。
林校長先生が自慢された「学年を超えた仲良しさん」の立山小学校の子供たち。それは、休み時間だけでなく、授業時間でも同じなのかもしれません。
【センター職員による学校訪問】釜ヶ渕小学校におじゃましました
6月7日(水)に釜ヶ渕小学校を訪問しました。
校長室に入って、まず、目に飛び込んできたのがこの掲示物でした。
1年生から6年生すべての教室の写真がつづられています。
頑張っている姿、楽しそうな様子、一生懸命な雰囲気がコメントとともに、重ねられています。
この一枚一枚を重ねていく掲示は校舎のどの場所でもみられ、思い出と一緒に子供たちのこれまでが見える「足あと」になっていました。
【1年生・だれとお話しようかな】電子黒板には釜ヶ渕小学校の先生たちの集合写真が・・・。センター職員と教室に入ってこられた松田伸浩校長先生を見て、「私、校長先生とお話したい。だって、校長先生、大好きだもん!」と女の子が一言。あたたかくて、やさしい空気の授業風景でした。
【3年生・算数の計算練習】静かな教室で児童全員が集中して計算練習に取り組んでいました。ページの問題を解き終わると、先生のところに行って丸付けをしてもらいます。
【本見ッケ】3年教室の背面黒板です。これを見て、子供たちは図書室に本を探しにいくそうです。難易度が上がり、レベル6!今頃、この本を見つけて「図書室の神様」になった人がいるかもしれません。
松田校長先生は「釜ヶ渕小の子どもはなんにでも一生懸命な子たち。『どんなことでも、やってみる。きっと大丈夫』という主体性を大事にしてほしい。」と語っておられました。
そんな願いがこもった「しかけ」が校舎のあちこちにみられる釜ヶ渕小学校でした。