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【センター職員による授業参観】若手教員の授業におじゃましています
立山町と舟橋村それぞれの小中学校が、自校の研究実践のまとめに入っておられることと思います。立山町教育センターが主催する研修会もほぼ昨年のうちに終了しており、授業力向上研修会として、センター職員が若手教員の授業を参観させていただく研修についても、あとわずかとなりました。
年度初めから継続して、立山区域小中学校の2~5年次教員の道徳の授業におじゃましました。特別な授業公開というわけでなく、日頃の授業を参観させていただき、悩みをお聞きしたり、少しばかりアドバイスをさせていただいたりする機会としています。
17名に及ぶ若手教員の授業を参観するなかで、階段を一段一段のぼるように心を耕していく子供たちの姿を見ることができました。教科だけでなく道徳の授業も、教師と児童生徒が共に学ぶ大切な時間であると実感します。
年が明け、令和5年度のセンター事業もいよいよ次年度を念頭においたしめくくりに入りますが、あとわずか訪問させていただく機会がありますので、どうぞ、よろしくお願いします。
【土曜学習教室】休止のお知らせ
12月23日に第4回土曜学習教室を予定しておりましたが、立山町はじめ富山県内に大雪警報が発令されている状況を受け、休止することとしました。
本日、その旨をお伝えする案内を雄山中学校を通して配付しました。また、「すぐーる」で同様のお知らせが配信されるかと思います。
次回の第5回土曜学習教室は1月20日です。第4回で予定していた内容で実施します。
【土曜学習教室】休止のお知らせ
12月9日に第3回土曜学習教室を予定しておりましたが、インフルエンザや風邪等による体調不良者が増加している状況を受け、感染拡大を防ぐため、休止することとしました。
本日、その旨をお伝えするご案内を雄山中学校を通して配付しました。また、「すぐーる」で同様のお知らせが配信されるかと思います。
051209 土曜学習教室の休止について(保護者宛).pdf
体調を崩している生徒のみなさんは、しっかり体を休めてください。時には休養も必要です。
元気な生徒のみなさんは、これまでの土曜学習教室で見せてくれた集中力を自宅でも発揮して、一つでも多くの学びを積んでください。
次回の第4回土曜学習教室は、12月23日です。これまでの自主学習と併せて特別講座を予定しています。
なお、特別講座希望アンケートは明日12月6日の朝までですが、欠席している生徒さんは、次に登校する際、忘れずに、担任の先生へ提出してください。よろしくお願いします。
雄山中学校の生徒さんと職員の方がお世話くださるセンター前の花壇でも、色とりどりの花が寒空に向かって顔を上げています。
受験生のみなさん、体調管理を心がけ、できることから一つ一つやり遂げていく冬にしてください。
応援しています。
【センター職員による学校訪問】高野小学校におじゃましました
11月30日(木)に高野小学校を訪問しました。
高野力郎校長先生にご案内いただき、すべての授業を参観させていただきました。
そこで感じたことは、ここちよい「静けさ」です。
一人一人が集中して目の前の課題に取り組んでいる、そんな落ち着いた雰囲気です。
授業だけでなく、ファイルにつづられたプリントなどからも、そんな日頃の様子がうかがえました。
子供たちも先生方も、一日一日、さらには一時間一時間の積み重ねを大事にしておられるのが伝わってきます。
校舎のあちらこちらに全校児童の言葉が、自筆の文字で掲示されています。
自分のがんばりや友達のよさが紙面いっぱいの文字で伝えられています。
教室だけでなく、校舎のいたるところで、子供たちは「自分」を感じることができます。
授業での学びも整然と掲示され、これまでの足あとがしっかりと残されています。
高野校長先生に、子供たちのよさについてお尋ねしたところ、「子供たちのよさは一人一人ちがって、ひとまとめに答えることはできないけれど」と前置きされたうえで、「自分自身の課題をもって、一人一人がそれに立ち向かおうとしている。本当にみんなががんばっている。」と話してくださいました。
子供に対しても先生方に対しても、それぞれのよさを捉え、伸ばしていきたいという姿勢、願いをお伺いする機会となりました。
【センター職員による学校訪問】舟橋小学校におじゃましました
11月27日(月)に舟橋小学校を訪問しました。
【2年生・音楽】歌詞を見ながら、リズムよく歌います。元気な掛け声とジェスチャーを交えた歌声から、教室の雰囲気が伝わってきます。
【4年生・社会】「十二貫野用水のひみつをさぐろう」というテーマのもと、用水の傾きの秘密について考えをめぐらせる子供たち。教室の模型でイメージを抱いたあとは、校舎から出て、実際に水を流して実験です。
【5年生・家庭科】我が家のお味噌汁を紹介しながら、栄養バランスを考えます。子供たちと一緒に「うんうん、うちでもあるある!」と思いながら、参観していました。ほのぼのした温かい雰囲気の5年生でした。
参観後は、松越正純校長先生からのお話を伺いました。
授業にせよ、子供たちの活躍する場にせよ、特別なことではなく、日々の歩みを大切にしておられるとのこと。
そして、そんな子供たちの様子を保護者だけでなく地域の方にも知ってもらえるようにとホームページの掲載内容も工夫しておられます。
今年度は、コロナ前に実施していた全校児童による集会を復活させ、子供たちが工夫して企画し、実践する機会にしておられるそうです。そんな「ハッピースマイル集会」では、子供たちの笑顔の花がたくさんたくさん咲いていることでしょう。
ふるさと「ふなはし」に根差し、がんばっている子供たち。いずれは生まれ育った地域で活躍する大人になってほしい。松越校長先生が語られた言葉に、子供たちや先生方、舟橋村への愛情や願いが感じられる訪問となりました。
【土曜学習教室】学習サポーター支援が本格化
11月25日(土)、雄山中学校の第3学年生徒を対象とする「土曜学習教室」の2回目を開催しました。
前回は、自主学習が中心でしたが、今回は、7名の学習サポーターの支援により、子供たちは質問することで疑問点を解決することができました。これからも、今回同様、多数の学習サポーターが参加してくださる予定ですので、質問したい教科を準備してきてくれれば、と考えています。
今回も100名近い参加となりました。明るく広い会場で、子供たちは学習するための「時と場」をフル活用し、一人一人が集中して取り組んでいました。
終了時には、12月9日(土)の第4回から、自主学習と併せて、希望制の特別講座が始まり、その希望アンケートを12月になったら行うこと、学習できる時間が1時間半から2時間半に延長できることについて、センター職員から説明しました。
詳細については、12月に学校の担任の先生からお伝えいただく予定です。
地域の方々や教員OB、大学生有志のお力を借り、進路決定に向けて切磋琢磨する雄山中・3年生をサポートしていきたいと思います。
【放課後学習教室】第2学期末考査に向けて
雄山中学校の生徒を対象とする「放課後学習教室」を同校ランチルームで実施しました。少し前に中間考査に向けての学習教室を開催したと思っていたのに、もう期末考査です。
すでに何度も参加している生徒が多く、慣れた様子です。
明日も14:00~15:30の90分間実施します。
【土曜学習教室】開講式後、学習スタート!
11月11日(土)、雄山中学校の第3学年生徒を対象とする「土曜学習教室」が始まりました。
今年度は100名を超える参加希望があり、会場の立山町元気交流ステーションには、学習道具を携えて、たくさんの生徒が集まりました。
入口で受付を済ませ、学習会場に入る生徒たち。センター職員と大学生の学習サポーターさんが笑顔でお出迎えです。早く到着した生徒たちが、会場設営を手伝ってくれました。
開講式では、立山町教育課の方からご挨拶をいただいた後、学習サポーターさんの自己紹介を行いました。
「受験」を意識した自主学習に関するアドバイスを真剣に聞く生徒たち。沈黙に耐えて「一定時間集中する力」、分からないところは解答・解説を活用して学び、改めて解き直す「自己解決し、定着を図る力」、受験同様に45~50分を一コマとして考え、「時間感覚をもって学習を計画・実践する力」が、効果的な自主学習につながります。
開講式に際し、雄山中学校から杉本校長先生と学年主任の川村先生が激励に駆けつけてくださいました。
今回は自主学習が中心の回となり、学習サポーターや中学校の先生に質問しながら進める様子がみられました。次回からは、学習サポーターさんの人数も増え、年末からは、希望制の特別講座を予定しています。
まずは、踏み出すこと。一人一人が集中して取り組んだ90分間は、まさに「沈黙に耐えて集中する時間」「自己解決し、定着を図る時間」「時間感覚をもって学習を計画・実践する時間」の始まりとなりました。
週末休みの土曜日、午前中の前半に90分間の学習を終えているということは、達成感が得られるだけでなく、その後、自宅にて取り組む学習に向けての励みにもなります。
来週、11月20日(月)、21日(火)には、雄山中学校全学年希望者を対象とした「放課後学習教室」を雄山中学校のランチルームで実施します。これは、第2学期末考査に向けての学習支援です。
「土曜学習教室」「放課後学習教室」ともに、日時等の実施要項は、本ホームページ「お知らせ」をクリックしていただければ、確認することができます。
よろしかったら、ご活用ください。
【センターだより】令和5年度号外「そふとめん16」を発行しました!!
11/1(水)に実施された「若手教員道徳授業研修会」を紹介するたよりです。
立山中央小学校にて、大浦匠教諭が道徳の授業を提案してくださいました。
授業後の研修会では、立山町・舟橋村の小中学校に勤務する教職2~5年次の教員がグループに分かれて、積極的な意見交換を図りました。
研修の詳細については、ぜひ「そふとめん16」をご覧ください。
【「読み解く力」向上研究会】立山中央小にて授業公開 ~5年国語~
去る10月18日(水)、立山中央小学校にて、第2回立山町「読み解く力」向上研究会が開催されました。
7月6日(木)の第1回研究会で雄山中学校にて公開された「中学1年数学」、「中学3年社会」の授業に続き、「小学5年生」の国語が提案授業として公開されました。
3階多目的の広いスペースで、60名近い参観者を迎えての授業公開となりました。昼休みには元気に動き回っていた5年1組の子供たち。授業開始とともに、姿勢を正し、学びモードに切りかえる様子が印象的でした。
今回の教材「固有種が教えてくれたこと」は、単元「資料を用いた文章の効果を考えよう」に配置された文章であり、子供たちは「文章と図表やグラフ等を結び付けて読む活動」に時間をかけて取り組んでいました。
提示された図表や文章と照らして、友達の発言内容を理解すること、先生からの質問について思考することは大変集中力を要する学習ではありますが、「なぜ、筆者はこの資料を使ったのかな」と、一生懸命に考えを巡らせているようでした。
公開授業後の部会協議では、立山町内小中学校40名ほどの教職員が意見交換を行い、子供の目線から教材を分析し、想定されるつまずきを踏まえて授業を構築することの大切さを再認識しました。
「子供の立場」で「子供のつまずき」を予想し、「個々の子供が実力を発揮できる授業」を創るために、教材分析の充実を図る。「子供が課題解決する」過程において必要な情報を取捨選択し、「子供の具体的支援」につながる手立てを準備する。
立山中央小学校で作成された「読み解く力を生かした授業改善実施計画」には、「子供主体」のキーワードが配置され、公開された授業と併せて、貴重な研修機会を提供していただきました。
教師自身が「学習者」であり、「一を教えるために十を知る」つもりで子供と教材に向き合いたいと思える研修会でした。開催と運営にご尽力くださった立山中央小学校の先生方、「読み解く力」向上推進委員のみなさまに、深く感謝申し上げます。
「読み解く力」向上を視点とした授業改善及び学力向上推進事業は、立山町小中学校7校が手を携えて実践する取り組みであり、子供たちにひとつでも多くの「できた」を手に入れてもらうための手立てです。
今後とも、根気よくがんばります。