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【土曜学習教室】学習サポーター支援が本格化

 11月25日(土)、雄山中学校の第3学年生徒を対象とする「土曜学習教室」の2回目を開催しました。

 前回は、自主学習が中心でしたが、今回は、7名の学習サポーターの支援により、子供たちは質問することで疑問点を解決することができました。これからも、今回同様、多数の学習サポーターが参加してくださる予定ですので、質問したい教科を準備してきてくれれば、と考えています。

 今回も100名近い参加となりました。明るく広い会場で、子供たちは学習するための「時と場」をフル活用し、一人一人が集中して取り組んでいました。

 終了時には、12月9日(土)の第4回から、自主学習と併せて、希望制の特別講座が始まり、その希望アンケートを12月になったら行うこと、学習できる時間が1時間半から2時間半に延長できることについて、センター職員から説明しました。

 詳細については、12月に学校の担任の先生からお伝えいただく予定です。

 地域の方々や教員OB、大学生有志のお力を借り、進路決定に向けて切磋琢磨する雄山中・3年生をサポートしていきたいと思います。

【放課後学習教室】第2学期末考査に向けて

 雄山中学校の生徒を対象とする「放課後学習教室」を同校ランチルームで実施しました。少し前に中間考査に向けての学習教室を開催したと思っていたのに、もう期末考査です。

 すでに何度も参加している生徒が多く、慣れた様子です。

 明日も14:00~15:30の90分間実施します。

【土曜学習教室】開講式後、学習スタート!

 11月11日(土)、雄山中学校の第3学年生徒を対象とする「土曜学習教室」が始まりました。

 今年度は100名を超える参加希望があり、会場の立山町元気交流ステーションには、学習道具を携えて、たくさんの生徒が集まりました。

 

 入口で受付を済ませ、学習会場に入る生徒たち。センター職員と大学生の学習サポーターさんが笑顔でお出迎えです。早く到着した生徒たちが、会場設営を手伝ってくれました。

 開講式では、立山町教育課の方からご挨拶をいただいた後、学習サポーターさんの自己紹介を行いました。

 「受験」を意識した自主学習に関するアドバイスを真剣に聞く生徒たち。沈黙に耐えて「一定時間集中する力」、分からないところは解答・解説を活用して学び、改めて解き直す「自己解決し、定着を図る力」、受験同様に45~50分を一コマとして考え、「時間感覚をもって学習を計画・実践する力」が、効果的な自主学習につながります。

 開講式に際し、雄山中学校から杉本校長先生と学年主任の川村先生が激励に駆けつけてくださいました。

 今回は自主学習が中心の回となり、学習サポーターや中学校の先生に質問しながら進める様子がみられました。次回からは、学習サポーターさんの人数も増え、年末からは、希望制の特別講座を予定しています。

 まずは、踏み出すこと。一人一人が集中して取り組んだ90分間は、まさに「沈黙に耐えて集中する時間」「自己解決し、定着を図る時間」「時間感覚をもって学習を計画・実践する時間」の始まりとなりました。

 週末休みの土曜日、午前中の前半に90分間の学習を終えているということは、達成感が得られるだけでなく、その後、自宅にて取り組む学習に向けての励みにもなります。

 来週、11月20日(月)、21日(火)には、雄山中学校全学年希望者を対象とした「放課後学習教室」を雄山中学校のランチルームで実施します。これは、第2学期末考査に向けての学習支援です。

 「土曜学習教室」「放課後学習教室」ともに、日時等の実施要項は、本ホームページ「お知らせ」をクリックしていただければ、確認することができます。

 よろしかったら、ご活用ください。

【センターだより】令和5年度号外「そふとめん16」を発行しました!!

 11/1(水)に実施された「若手教員道徳授業研修会」を紹介するたよりです。

 立山中央小学校にて、大浦匠教諭が道徳の授業を提案してくださいました。

 授業後の研修会では、立山町・舟橋村の小中学校に勤務する教職2~5年次の教員がグループに分かれて、積極的な意見交換を図りました。

研修の詳細については、ぜひ「そふとめん16」をご覧ください。

 R5そふとめん16 若手教員道徳授業研修会.pdf

【「読み解く力」向上研究会】立山中央小にて授業公開 ~5年国語~

 去る10月18日(水)、立山中央小学校にて、第2回立山町「読み解く力」向上研究会が開催されました。

 7月6日(木)の第1回研究会で雄山中学校にて公開された「中学1年数学」、「中学3年社会」の授業に続き、「小学5年生」の国語が提案授業として公開されました。

 

 3階多目的の広いスペースで、60名近い参観者を迎えての授業公開となりました。昼休みには元気に動き回っていた5年1組の子供たち。授業開始とともに、姿勢を正し、学びモードに切りかえる様子が印象的でした。

 今回の教材「固有種が教えてくれたこと」は、単元「資料を用いた文章の効果を考えよう」に配置された文章であり、子供たちは「文章と図表やグラフ等を結び付けて読む活動」に時間をかけて取り組んでいました。

 提示された図表や文章と照らして、友達の発言内容を理解すること、先生からの質問について思考することは大変集中力を要する学習ではありますが、「なぜ、筆者はこの資料を使ったのかな」と、一生懸命に考えを巡らせているようでした。

 公開授業後の部会協議では、立山町内小中学校40名ほどの教職員が意見交換を行い、子供の目線から教材を分析し、想定されるつまずきを踏まえて授業を構築することの大切さを再認識しました。

  「子供の立場」で「子供のつまずき」を予想し、「個々の子供が実力を発揮できる授業」を創るために、教材分析の充実を図る。「子供が課題解決する」過程において必要な情報を取捨選択し、「子供の具体的支援」につながる手立てを準備する。

 立山中央小学校で作成された「読み解く力を生かした授業改善実施計画」には、「子供主体」のキーワードが配置され、公開された授業と併せて、貴重な研修機会を提供していただきました。

  教師自身が「学習者」であり、「一を教えるために十を知る」つもりで子供と教材に向き合いたいと思える研修会でした。開催と運営にご尽力くださった立山中央小学校の先生方、「読み解く力」向上推進委員のみなさまに、深く感謝申し上げます。

 

 「読み解く力」向上を視点とした授業改善及び学力向上推進事業は、立山町小中学校7校が手を携えて実践する取り組みであり、子供たちにひとつでも多くの「できた」を手に入れてもらうための手立てです。

 今後とも、根気よくがんばります。

 

 

【センターだより】令和5年度号外「そふとめん15」を発行しました!!

 富山県教育委員会による通常学校訪問研修会に立山町教育センターも参加し、学びを共有させていただいております。

 そして、研修の様子や内容について、立山区域小中学校からお知らせいただき、センターだより号外に掲載します。

 今回は、10月2日(月)に実施された舟橋村立舟橋中学校です。

 R5そふとめん15 舟橋中学校訪問研修会.pdf.pdf

【立山町「読み解く力」向上推進委員会】各学校の実践内容を共有しました

 10月13日(金)に、立山町役場・大会議室にて、立山町「読み解く力」向上推進委員会を開催しました。

 本委員会は、立山町教育委員会、立山町教育センター、小中学校の担当教頭先生、教務主任の先生方で構成され、「読み解く力」向上の視点から、子供たちの学力向上を目指す実践の中心となる組織です。

 今回は、本年度に入って3回目の開催となり、小中学校における実践の進捗状況についての情報を共有し、成果や課題について話し合いました。

 

【全体会】各学校から実践内容の骨子について報告があり、質問内容をもとに情報交換を図りました。推進委員だけでなく、後日、立山町内の教職員にも周知できるようにしたいと考えています。

【グループディスカッション】短い時間でしたが、現時点での課題を中心に、子供自身に「読み解く力」習熟度を認識させる手立てや教職員研修の進め方等、授業力向上と学力向上の両面から、意見交換を行いました。

 

 これまで積み重ねてきたことを土台に、まずは、実践していくことで、成果と課題が見えてきます。

 見えてきたら、また、成果はモチベーションのもと、課題は改善材料となります。

 その繰り返しの中で、子供たちが「できる」ようになったことを自信に、学ぶ力を高めていくことを私たちは願っています。

 このように、教員の授業力向上と子供の学力向上を往還する「両輪」だと考え、進めていきたいと思います。

【センター職員による学校訪問】立山中央小学校におじゃましました

 10月11日(水)に立山中央小学校を訪問しました。

 本センター近くにある大規模校・立山中央小学校で開催する研修は多く、いつもお世話になっています。

 10/18(水)には、第2回立山町「読み解く力」向上研究会の開催校として、5年国語の授業が公開されます。11/1(水)には、若手教員研修として、6年道徳が公開されます。

 課題意識をもって、子供たち全員が活躍する授業を目指しておられる立山中央小学校の授業や子供たちの様子を参観させていただきました。ほんの一部ではありますが、ご紹介します。

 

【チャレンジタイム】朝の授業前、清掃活動を終えた4年生の子供たちが楽しそうに縄跳びをしています。「体力づくりだよ!」と元気な声で教えてくれました。

【3年生・国語】電子黒板を見ながら、新しく覚える漢字の読みや部首の確認です。先生と一緒に書き順どおりに、手でなぞります。

【6年生・運動会の振り返り】7日(土)に行われた運動会を具体的に振り返りながら、最高学年としての成長を話し合います。

【2年生・国語】朗読劇のグループ発表です。先生がタブレットで撮影です。なりきって一人で読むところ、2人で声をそろえて読むところ、工夫しながらの朗読でした。

【廊下掲示に見えるメッセージ】校舎内の至るろころに先生たちからのメッセージが掲示されています。知っておいたらよい情報やアドバイス等をとおして、先生たちの願いが伝わってきます。

 

 「投げかければ、必ず返ってくる一生懸命な子供たち。知らないことが多いからこそ、教えることが大事。今は大人が促して、経験を積ませるようにしている。」尾﨑 斉 校長先生がそのように話してくださいました。

 一人一人が興味をもって楽しめる場所のひとつとして、職員室近くに設けられたパズル等、知育玩具のコーナーを見せていただきました。使い終わった後もきちんと整理され、子供たちが大切に扱っていることが分かります。細かなピースやサイコロがたくさんあるのに、未だに紛失していないとのこと。

 先生の思いを汲んで他者との共有物を大切にしようとするマナーや思いやりが見て取れ、言葉で促さずとも、自然と学びを得ている素直さを感じました。

【放課後学習教室】第2学期中間考査に向けて

 雄山中学校の生徒を対象とする「放課後学習教室」を同校ランチルームで実施しました。

 今回は、今週の木曜・金曜に行われる中間考査に向けての学習となります。

 合唱練習後の60分という限られた時間ではありましたが、参加した生徒のほとんどは、テスト範囲のワークやプリントを中心に、集中した様子で取り組んでいました。さらに、町センターで準備した学習プリントで復習する生徒の姿もありました。

 

 明日は15:00~16:30の90分間実施します。

 第1学期末考査の際、本HPに掲載した「放課後学習教室」の有効活用について、再度、ご紹介します。

 ぜひ、実りある時間として活用してください。

 

~6月16日HP記事再掲~

 参加した生徒のみなさんのうち、どのくらいの人がこのホームページを見ているかはわかりませんが、次のポイントを参考にして、ぜひ、自分に合ったテスト勉強の進め方を見つけてください。

【「放課後学習教室」向きの人は・・・】

 今日の取り組みを振り返って「周りに勉強している人がいる方がやる気がでる」「自宅だとくつろいでしまって勉強のスタートが遅くなる」という人は、「放課後学習教室」をうまく活用するとよいですね。友達のそばで一人学習を貫ける人はそうそういないので、座席を選ぶ際に「ほどほどに離れる」のも工夫です。

【「放課後学習教室」で有効な学習方法は・・・】

 最大90分間の滞在時間の中で「何をどこまでやるか」を決めて参加することがお勧めです。たくさんの学習物を広げて、何に取り組むか悩んでいるうちに、あっというまに時間が過ぎます。

【「放課後学習教室」でどんな学習をするか・・・】

 学習サポーターや友達に質問できるのは大きな魅力です。土日に取り組んだワークやプリントの分からなかった箇所について解決するために「放課後学習教室」を活用するのもよいでしょう。

【「家庭学習」につながる「放課後学習教室」に・・・】

 テスト勉強のメインは家庭学習です。参加したことで家庭学習へのモチベーションが上がっていれば何よりです。夕食前にどれだけ学習できるかを考え、すぐに帰宅して取り掛かるか、午後を2コマで捉えて「放課後学習教室」+「家庭学習」の2部構成で取り組むかを選択するとよいですね。

 

 参加したみなさんの中に「できた」「がんばった」という思いが少しでも生まれ、テスト勉強にはずみがついていれば、とてもうれしいです。「できた」「がんばった」をひとつずつ手に入れる時間にしてください。がんばれ!

【センター職員による学校訪問】立山北部小学校におじゃましました

 10月5日(木)に立山北部小学校を訪問しました。

 整然とした校舎内外からは、元気な児童の声が聞こえ、すれ違うと「こんにちは!」のあいさつが飛んできます。

 本年度も継続して重点目標に掲げられた「まあるい心で 本気!元気!勇気!」を根っこに教職員のみなさんが日々の教育活動に励んでおられることがうかがえ、「あいて・あいさつ・ありがとう」の三つの「あ」を磨くことを大切にしておられます。

 岩田理恵子校長先生が、「北部小の児童は親しみやすい子供たち。来校されるお客様からも、垣根なく話しかけてくれると、よく言われます。」と語っておられました。授業を参観させていただき、「なるほど」と納得。生き生きと発言する子供たちの様子が、どの授業からも、見て取れました。

 

【1年生・国語】「いか」の数え方で悩む子供たち。「ごはんが盛られたお茶碗と同じ・・・?」で一斉に挙手します。友達の発言を聞き、「僕も一緒!」「え、違うよ!」といったつぶやきが響きます。

【2先生・国語】物語を読み取る真っ最中・・・でしたが、参観のため、教室に入ったセンター職員に興味津々です。名前を質問したり、名札を見て「最初の漢字読めるけど、次のは習っとらん・・・」とつぶやいたりする場面もありました。

【4年生・理科】みんなで集まって、実験の様子に大注目。この後、見つけたことや気付いたことをもとに、子供たちが話し合ったり、思考を巡らせたりすることを想像しながら、教室を後にしました。

【6年生・算数】1クラスを2つに分けての少人数指導です。説明を受ける際、質問しやすい雰囲気でした。また、問題を解く活動においても、先生の目が行き届きます。2つに分けた授業の担当教員は固定せず、単元ごとに交替するとのことでした。

 

 1階廊下に掛けられた趣ある額縁に収まった「天真爛漫」の文字。児童みんなが思いやりと節度をもって「まあるい心」で過ごせるよう、その育ちを見守っているように感じられました。