カテゴリ:センター行事

【放課後学習教室】令和6年度スタート

  雄山中学校の生徒を対象とした「放課後学習教室」が、同校のランチルームで始まりました。

 今回は6月24日(月)に始まる第1学期末考査に向けてのものです。

 受付するとすぐに席に着き、自主学習に取り組む生徒ばかりで、集中できる「時」と「場」になりました。

 学習支援サポーターの他に、雄山中の先生方もご協力くださり、「できない」を「できる」に変える機会にもなりました。

 本日は、全学年で67名の生徒が参加しました。

 分からないところはすぐに質問して解決したい、周りに集中している友達がいるとやる気が出る、学校で自主学習に取り組み、帰宅後の家庭学習につなげたい・・・。そんな生徒のみなさんの学びを応援したいと思います。

 今回の放課後学習教室は6月24日(月)まで実施する予定です。

【ミドルリーダー研修会】自分が理想とするのは?

 6月8日(金)、立山中央小学校にて、各小中学校から推薦された教員を対象とする「ミドルリーダー研修会」を実施しました。

 講師は、今回も先生方にとてって身近な区域の校長先生を・・・ということで、舟橋村立舟橋中学校・内生蔵保人校長先生がお引き受けくださいました。

 

 「自分が理想とするミドルリーダーとは、どのような人なのだろう」を課題に、先生方それぞれが自身のイメージを具体化し、キーワードをもとに検索し、意見交換をもとに得た気付きを伝えるといった「授業のような研修」でした。

 

 

 

 

 グループワーク後の発表では、「自分は~思っていたのだけど、他の先生の話を聞いて~」「この班では、考えが本当に一致していて~」といったフレーズが多く、和やかな中にも学び合う思いが強く感じられる研修会となりました。

 決まった答えが準備されているのではなく、それぞれが自分の中に「今の自分にとっての答え」を探せるように、ユーモアを交えながら進めてくださった内生蔵校長先生。

 時折、教師として大切にしておられる思いもちらりと語られ、参加された先生方も、こころ動かされる瞬間があったように見受けられました。

 参加者が本研修の振り返りとして残した「ミドルリーダーの役割で大切だと学んだこと」「ミドルリーダーとして、今後、自分が実践すること」に関する記述内容はそれぞれで、個々に思い描いた「ミドルリーダー像」を踏まえて、立ち上げた姿なのだろうと思いました。

 お忙しい中、このような研修会をコーディネートしてくださった内生蔵校長先生には、深く感謝申し上げます。

【第2回2、3年次教員基礎研修会】信頼関係づくりを目指した保護者対応

 5月31日(金)、立山中央小学校にて、第2回2,3年次教員基礎研修会を実施しました。

 4月11日(木)に実施した第1回のテーマ「学級経営について」に続き、今回は「信頼関係づくりを目指した保護者対応」についての学び合いとなりました。

 前回に続き、立山区域内の校長先生である立山町立利田小学校・岩峅咲由里校長先生に講師をお迎えしました。

 

 まずは自己紹介を兼ねて、これまでの体験などをもとに交流開始です。

 互いの対応に耳を傾け、労います。

 

 保護者との信頼関係を築くことがいかに大切かを知り、その関係性を支える面接の基礎・基本を学びました。

 そして、役割を決めて実践してみます。

 

 

 60分間という限られた時間ではありましたが、若手教員それぞれが悩みや自身の課題を共有し、関係づくりに必要なポイントを意識して実践してみるというコミュニケーション型の研修でした。

 参加者である2、3年次の先生方にとって、明日からすぐに実践に生かせる学びを得ただけでなく、身近な立場の仲間と思いを共有する機会になったのではないでしょうか。

 

 参加者の振り返りコメントには、「相手の思いに耳を傾けること」「遮らずに最後まで話を聞くこと」「まずは思いを受け止め、感情を理解すること」といった「傾聴」を、関係づくりのスタートとして捉えた記述が多くみられました。

 また、何か起こってからの関係づくりではなく、日頃からの児童生徒とのつながりが基盤となるといった気付きもみられました。

 本研修会をコーディネートしてくださった岩峅校長先生に、深く感謝申し上げます。

【ヤングリーダー研修会】チームの一員として「できること」から始めよう

 5月8日(水)、7~9年次教員を対象とした「ヤングリーダー研修会」を開催しました。

 立山区域小中学校から13名の教員が参加しました。

 忙しい合間を縫っての60分間でしたが、「今年1年間の自分」について考える機会となりました。

 講師は立山町立立山小学校・林三千代校長先生が務められ、若手教員が憧れる「ヤングリーダー」としての役割について考えるヒントをご講話くださいました。

 「キャリアのVSOP」として、20代は「V→バイタリティ(挑戦する意欲)」、30代は「S→スペシャリティ(得意なところの追求)」、40代は「O→オリジナリティ(自分らしさの追求)」、50代は「P→パーパーソナリティ(人間性による信頼の獲得)」といったお話をされ、教師としてステップアップすること、今の自分をみつめて、今後のなりたい自分の姿をイメージすることを促されました。

 グループディスカッションでは、同年次の仲間同士、現在の困りごとも含めた話合いが行われていました。

 最後には、それぞれが「チームの一員として、今の自分にできること」を具体化し、互いに伝え合うことで研修を締めくくりました。

 林校長先生からは「7~9年次は、察して自分から動いてくれる先生たち。そんな主体的な動きが、学校全体に明るさと活気をもたらしてくれる。」と伝えられた上で、「学校から期待されている」という言葉がくり返されました。

 

 立山町教育センターでは、「同年次といった『ヨコのつながり』を意識した研修」「言葉と思いを交わす中で『自分事』としての答えをみつけていく研修」「区域内の様子を熟知された舟橋村・立山町の校長先生方が講師としてコーデネートされる研修」を今年度も企画・運営していきます。

 短時間の研修ではありますが、明日からの取り組みのちょっとした手がかりをもち帰ってもらえれば幸いです。

 

【特別支援教育コーディネーター研修会】どんな役割?何をする?

 4月26日(金)、雄山中学校の会議室をお借りして「第1回特別支援教育コーディネーター研修会」を実施しました。講師に立山町特別支援教育コーディネーター・松井美之先生をお迎えし、立山町と舟橋村の小中学校でその任を担う先生方が集まりました。

  講師の松井美之先生からは「特別支援教育コーディネーターの役割」と題してご講話をいただきました。

 「すでに経験豊富なコーディネーターさんもいらっしゃるのですが、、、」との前置きをされた上で、「学校内の関係者や関係機関との連絡調整」「各学級担任への支援」「巡回指導員や専門家チームとの連携」「学校内の児童等の実態把握と情報収集の推進」といった働きかけについて分かりやすくお話しされました。

 講話後のグループワークでは、それぞれが日頃から「心がけていること」「悩んでいること」を語り合い、情報共有と意見交換を図りました。

 事後の振り返りには、「その子供」に視点を絞った児童生徒理解とそれに基づく支援の実現、そのための校内支援体制の確立に関するコメントが多くみられました。

 コーディネーターさんを軸に、チーム支援ができるよう、町センターでもできることをお手伝いしたいと思います。