2023年6月の記事一覧

【センター職員による学校訪問】雄山中学校におじゃましました

 6月12日(月)に雄山中学校を訪問しました。立山町教育センターと雄山中学校は建物が隣接しているだけでなく、階段でつながっているので、日頃から、よく行き来しています。

 昨日、一昨日には、新川地区選手権大会やかづみ野音楽祭に参加し、活躍した生徒も多く、「お疲れ気味かな」と思いましたが、第1学期末考査が近いとあって、学習に集中する姿がみられました。

 

【2年生・理科】先生の周りに集まって、実験する手元に注目する生徒たち。マグネシウムに着火して、カラスの中が明るく光ると、思わず「わあっ。」という声が漏れていました。

【2年生・数学】小テストの振り返りでしょうか。「最後に約分を忘れたら、もったいないよ」など、計算過程や答え方についての解説に、納得しながらうなずく生徒の様子がありました。来週の期末考査に生かせるといいですね。

【1年生・技術・家庭科】おいしそうなお弁当の映像から、彩りだけでなく、栄養面や衛生面についても学んでいました。先生が指指す梅干しとごま塩の役割を知った生徒たちでした。

【3年生・英語】先生の指示する内容に沿って、ペアでのコミュニケーション活動を進めます。さすが3年生!みんなが立ち上がると、奥が見えません。どのペアも意欲的に伝え合い、聞き合っていました。

 

 他にも、来週の期末考査に向けて、静かな雰囲気の中、集中してプリントやワークに取り組む授業がいくつもありました。見る、話す、聞く、書く、考える、調べる、創る・・・活動に応じて、いろいろな「雄中生の顔」を見ることができました。

 

 4月に雄山中学校に着任された杉本和博校長先生に、生徒たちの印象をお聞きしたところ、「とにかくみんな素直。先生だけでなく、大人を信頼していることがよくわかる。地域の方や小学校の先生方との関わりをとおして、そのような信頼関係が気付かれてきたのだろう。」とのことでした。場面によって多様な活動の様子をみせてくれるのも、そんな素直さの表れなのでしょう。新型コロナウイルス感染症への対策緩和により、修学旅行だけでなく宿泊学習も復活した今年度。前向きに挑戦する姿がホームページ等でも紹介されています。「14歳の挑戦」や「体育大会」、「合唱コンクール」と、実行委員会が立ち上げられ、生徒たちの活躍の場が創り出されているそうです。頼もしいですね。

 

 さて、今週末の6月16日(金)より、ランチルームをお借りして、立山町教育委員会が主催する「放課後学習教室」がスタートします。全学年対象なので、たくさんのご参加をお待ちしております。

 

【センターだより】令和5年度号外「そふとめん1」を発行しました!

今年度も立山町教育センターだより号外を発行します。タイトルは「そふとめん」です。

今回は、5月に開催した本センター授業「ヤングリーダー研修会」についての記事を掲載しました。

ちなみに、なぜ「そふとめん」なのか、その理由は、次回の号外発行時に掲載します。

さて、その意図は・・・?

R5そふとめん1 ヤングリーダー研.pdf

【学習支援】放課後学習教室が始まります

 今年度、最初のホームページで本センター事務室の窓から見える色鮮やかな花壇の様子を掲載しました。

 そして、季節は春から夏へと移り変わり、新しい苗が植えられています。照り付ける日差しや降りかかる雨に耐えながら、毎日、少しずつ成長しているのがわかります。今回も、きっと美しい花で彩られた「夏の花壇」となりますね。

 

 でも、この状態になるまでに、苗を植えるだけでなく、たくさんの人が、この花壇に関わっておられるのを目にしました。

 開花し終えた植物を土から抜いてくれた生徒たち。肥料を加えて、花壇の土を耕してくださった方々。花苗が植える位置が分かるように、ひもを張ってくださった方々。そして、丁寧に花苗を植えてくれた生徒たち。

 今はすっきりしているこのスペースも、5月ごろは雑草が生い茂っていました。それを、暑い日差しの中、町職員の方が、毎日少しずつ除草してくださいました。ありがとうございます。

 

 期待するだけの成果を得るには、事前にどれだけ準備をしたか、手をかけたかが重要です。

 そして、それは「学ぶこと」も同じです。

 

 立山町教育センターでは、雄山中学校全学年の希望者を対象に「放課後学習教室」を実施しています。

 昨年度からは、定期考査前のテスト期間を活用して、ランチルームで行っています。

 そして、今年度は、第1学期末考査に向けて、6月16日(金)から始めます。

 帰宅する前に少しでも集中できる空間で学習を進めたい人、分からない箇所について教えてほしい人、その日の授業の復習をしたい人など、静かに自主学習できる人は大歓迎です。

 毎回2、3名程、大学生や元教員の「学習支援サポーター」が参加します。

 利用上のルールや実施日等、詳細について説明した案内「令和5年度 雄山中学校 放課後学習教室について」を、本日、雄山中学校の全校生徒に配布します。また、同案内のPDFを本ページに添付しました。雄中生のみなさんは、必ず保護者の方にも見てもらってくださいね。

 

 成果は事前にどれだけ耕したかで決まります。もちろん、テスト対策の中心は家庭学習ですが、「放課後学習教室」がひとつのきっかけになれば幸いです。

 美しい花を咲かせるのはその花自身である「生徒のみなさん」ですが、立山町教育センターと学習支援サポーターは「草を刈り、土を耕し、苗を植える」先生方と一緒になって、少しでも学力向上のお手伝いをしたいと思います。

 最後になりますが、昨年度の参加で「ポイントカード」が途中になっている人は、手元に残っているようなら継続できるので、持ってきてください。もちろん新しいカードにすることもできます。

 ポイントがたまったら、「テストで成果が出ること」「達成感が得られること」以外にも、なにか「いいこと」があるかも・・・。では、ランチルームでお待ちしています。

 

R5放課後学習教室案内配付用.pdf

 

 

【センター職員による学校訪問】立山小学校におじゃましました

 6月8日(木)に立山小学校を訪問しました。

 林三千代校長先生が「立山小の子供たちは、みんな素直で明るい子。登下校時には、地区の方にも進んであいさつするので、よくお年寄りから「うれしい」と言われます。それに、なにより学年関係なく、みんな仲良し。」と語られました。

 

【道徳の時間】参観させていただいた2時間目は、道徳の授業をしている学級が多かったです。輪っかになって先生が読むお話に耳を傾ける3年生。先生が読み終えた後の静かな雰囲気から、一人一人の心の内に、「何か思うこと」があるのだと伝わってきました。

 5年生を参観したときには、「責任ある行動」についてペアで考えを伝え合った後、全体で意見発表している場面でした。手を真っすぐに挙げて、自分の考えを伝えようとする児童がたくさんいました。

【4年生・図工】説明しながら、個性あふれる作品を見せてくれました。完成したら、みんなで楽しく遊べそう。

 

 

 開放感ある校舎のつくりのせいか、1階でも2階でも、他学年の動きや様子等、学ぶ気配が互いに感じられます。活動内容は別々なのに、なんだか全校が一緒になって学んでいるような雰囲気です。

 

 林校長先生が自慢された「学年を超えた仲良しさん」の立山小学校の子供たち。それは、休み時間だけでなく、授業時間でも同じなのかもしれません。