【「読み解く力」向上研究会】立山小にて授業公開

去る6月12日(水)、立山小学校にて、令和6年度第1回「読み解く力」向上研究会が開催されました。

 

6年生で滝脇裕哉教諭による算数科「分数で割る計算を考えよう」の授業が公開されました。

算数用語を使い、自信をもって意見を言い切る子供たちの姿がすばらしく、日々の積み重ねが見える授業でした。

 

全学年で「マイスタディタイム」の様子も公開されました。さらに、岩本敏和教務主任からの研究経過報告を受け、参加者からは以下のようなコメントが寄せられました。

・子供が自分の目当てを決めて集中して取り組んでいる様子がよかった。自分で学習内容を考えることで意欲的に取り組む環境ができていた。

・「子供向けガイド」や「学習の仕方選択カード」等、低学年、中学年、高学年といった段階ごとに支援の仕方が考えられていて、学校全体で取り組んでおられることがよくわかった。

・「マイスタディタイム」が校時に位置付いており、学校活動の一部として子供たちに意識付いている。中学校でも近い取組ができるとよいと思った。

 

 

協議会では、グループ協議が中心となり、最後は全体で学びを共有しました。

振り返りシートには以下のようなコメントがありました。

・日常の積み重ねが土台にあって、それをさらに高めるような授業を展開されていることがよくわかった。

・目指すところは「主体的・対話的で深い学び」なのだと再認識した。子供たちが問題解決、対話し、他者から学び、自分のよさに気付くためには、基礎的スキルが必要だとわかった。

・リーディングスキルを意識した活動について意見を交わすことができ、有意義だった。協議が授業の進め方や子供への声の掛け方といった内容が中心だったが、式と説明を結び付けるイメージ同定を意識した活動はどうあればよいかというところをもっと深く話し合いたかった。

 

本研修会には、立山町内小中学校から約30名の教員が参加しました。

貴重な学びの機会を提供してくださった立山小学校の先生方と子供たちに深く感謝いたします。

ありがとうございました。