【ごあいさつ】令和5年度のスタートにあたり

 春のやわらかな日差しの中、立山町教育センター前の花壇には、色鮮やかな花々が咲き誇っています。

 本センターは立山町立雄山中学校と隣接しているため、生徒や職員の方々が丹精込めて手入れされる季節の風景を「借景」として楽しませていただいています。

 朝夕の登下校時には、雄山中学校だけでなく、立山中央小学校の子供たちの元気な声が響きわたり、新しい年度の訪れが実感されます。

 「立山区域」と呼ばれる立山町・舟橋村には、小学校7校と中学校2校があり、およそ1030名の児童生徒が学校生活を送っています。そして、その子供たちの学びを支える教職員はおよそ200名となります。

 そのような立山区域内小中学校における日々の教育活動が充実したものとなるよう、立山町教育センターは連携の拠点となり、ライフステージに応じた教職員研修や、悩みを抱えた児童生徒及び保護者からの相談活動に関する事業等を行っております。

 少し離れたところから窓越しに花壇を眺めていると、その美しさだけでなく、寒暖差や風雨でしおれた様子、細かやに世話をしてくださる人の姿がよく見えてきます。おそらく学校現場も同じなのでしょう。

 本センターでは事業の様子を「センターだより」として発信し、このホームページにも掲載しております。教職員研修や授業公開等の情報についてもお伝えしたいと思っておりますので、区域内の小中学校だけでなく、地域の皆様にも目を通していただければ幸いです。

 立山町と舟橋村という「大きな花壇」に、区域で学ぶ子供たちの笑顔が咲き誇るよう、本センター全職員がそれぞれの役割からできることを考え、実践に努めてまりりたいと思います。

 今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。